こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
整体の施術後に、体がだるいと感じたことはないでしょうか?
その症状は「好転反応」かもしれません。
好転反応は、体が快方に向かっていることを表す状態ですが、症状がさまざまで、対処法を間違えるとだるさや痛みが取れないことも。
今回は、整体後のだるさと好転反応の関係について解説!
好転反応がどんなときに出るのかや、その症状の種類についてご紹介するとともに、症状を和らげる方法や症状が長く続く場合の対処法についてもお話します。
目次
整体後だるいのは好転反応かも?
好転反応とは、整体や鍼(はり)治療を受けた翌日以降に、体がだるいと感じたり、眠気や痛み、発熱症状が出たりすることを指します。
好転反応はその言葉の通り、体が悪い状態から良い状態へと変わっていることを表していて、好転反応でだるさや痛みなどの症状が出る理由としては以下の2つがあります。
- 整体で血流が改善し老廃物が流れやすくなったことで、老廃物の処理をする腎臓や肝臓などに負担がかかっている
- 体を整えたことにより、体を支えるバランスが変わり、環境の変化が大きかったところに負担が生じている
なお、好転反応は、整体の翌日以降1~3日目に症状が出て、その後1~3日間にわたって症状が続くことが多いと言われ、時間の経過とともに症状は薄くなっていきます。
整体の好転反応はどんなときに起こる?症状や対処法は?
好転反応は「弛緩(しかん)反応」「回復反応」「排泄反応」「過敏反応」の4種類があり、中でも体がだるいと感じる好転反応は、「弛緩反応」と「回復反応」です。
①弛緩(しかん)反応
筋肉がほぐれたり血流が良くなったりしたことで、老廃物が体中を巡り、だるさや疲れが生じ、発熱症状が出ることもあります。
<対処方法>
横になって体を休めます。
老廃物の排出を助けるために、水分を摂るとよいでしょう。
②回復反応
血流が良くなったことで、これまで滞っていた老廃物を含む血液が一気に流れるようになり、体のだるさを感じたり、発熱や吐き気、腹痛が出たりすることがあります。
<対処方法>
横になって体を休めます。
③排泄反応
体にたまった老廃物を体外に排出しようとする働きのことで、濃い色の尿が出たり、下痢、発疹、吹き出物などが出たりすることがあります。
<対処方法>
老廃物をスムーズに体外へ排出させるため、水分を多めに摂るようにしましょう。
④過敏反応
体の組織を作り変えるため、痛みやかゆみ、炎症などが生じる状態のことです。
<対処方法>
横になって体を休めます。
痛みや炎症がひどい場合は医療機関を受診しましょう。
好転反応が出やすい人はいるの?
整体を受けたからといって、すべての人に好転反応が出るわけではありません。
また、好転反応が出ているから「効いている」、出なければ「効いていない」ということでもありません。
好転反応の症状が出やすい人には、以下のような特徴があります。
- 悪い習慣や姿勢を長期間続けている
- もともと体が疲労状態にある
- 薬を長期間服用している、または短期間でも強い薬を服用している
- 栄養状態が悪い
好転反応が出た場合の対処方法については各項目でご紹介しましたが、どのような症状が出た場合も、体を冷やさないようにして、規則正しい生活をし、栄養バランスのとれた食事をする、アルコールは控えるなど、体の回復を手助けできるような生活を心がけましょう。
ただし、入浴時に湯船に浸かると、血流が良くなりすぎてさらにだるくなってしまう可能性があるため、「体がだるい」という症状があるときには体への負担が軽いシャワーがおすすめです。
整体の好転反応やだるさが続く場合はどうする?
好転反応は、整体の翌日以降1~3日目に症状が出て、その後1~3日間にわたって症状が続くことが多いと言われ、時間の経過とともに症状は薄くなっていきます。
ただし、あまりに長く症状が続く場合や、激しい痛みを感じる場合などは、医療機関を受診しましょう。
好転反応ではなく、病気などによって症状が出ていることも考えられます。
また、体の痛みがとれないときは、好転反応ではなく、筋肉が損傷したことで起こる「もみ返し」の可能性も。
もみ返しか好転反応かの区別は一般の方には難しいため、こちらも痛みが続くようであれば医療機関の受診をしてください。
もみ返しについては「整体後のもみ返しとは?痛みの理由や好転反応との違いなど詳しく解説」で解説していますので、あわせてご覧ください。
整体でだるいと感じるのは好転反応の可能性が高い
整体後、翌日以降に体がだるいと感じるのは、好転反応が出ている可能性が高いです。
好転反応とは、体が悪い状態から良い状態へと変化している段階で体が不調を感じることを指します。
すべての人に好転反応が出るわけではありませんが、悪い姿勢を長期間続けていたり、栄養状態が悪かったりするなど、体の状態が悪い方は好転反応が出やすいとも言われています。
好転反応の症状としては、だるさや疲れ、発熱、腹痛、吹き出物、下痢などがありますが、症状が辛い場合は無理せず体を休めるようにして、体の回復に努めましょう。
好転反応の多くは、出現から1~3日で徐々に症状が薄くなると言われていますが、長い間症状が取れなかったり、激しい痛みを感じたりする場合は迷わず医療機関を受診しましょう。
大阪府高槻市の平川接骨院では、体の不調を根本から改善できる「トリガーポイントリセット整体」の施術を受けることができます。
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