テニス肘の正式名称は【上腕骨外側上顆炎】と言います。
肘の外側には指を伸ばしたり、手首を上にあげる筋肉が集まっています。
繰り返す指や手首を動かすストレスにより、筋肉の付着部(筋肉が骨についている部分)で炎症を起こし、痛みを発生させます。
テニス肘という症状名がついていますが、デスクワークでキーボードを打つ際の指を動かす作業などで、肘から手首の筋肉に負担がかかり、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)を発生することが多くあります。
またテニス肘と症状名にもなっているようにテニスをされている方が特に多く発症されます。テニスのバックハンドブローでボールを打ち返す際に、手首を上にあげる筋肉(手首を固定する筋肉)に多大なストレスがかかります。
繰り返しの手首や肘にかかるストレスにより、筋肉に負担がかかり続け、その結果、特に柔軟性が乏しい筋肉が骨に付着している場所(肘の外側)で炎症を起こします。
テニス肘の痛みの原因は2つあります。
一つ目は炎症による痛みです。繰り返しの筋肉にかかる負担から筋肉の柔軟性が低下し、その上で繰り返しのストレスがかかり続けると、筋肉が骨についている部分(付着部)で炎症を起こします。炎症が起こるとズキズキしたような痛みを伴います。
2つ目はトリガーポイント由来の痛みです。トリガーポイントとは筋肉のしこりのことをさします。筋肉に過度なストレスがかかり続けるとやがて筋肉内にトリガーポイントを発生させます。
トリガーポイントが発生すると痛みを感じるのはもちろん、筋肉の柔軟性を低下させます。筋肉の柔軟性が低下した状態で同じ動作を繰り返し行うと痛みが慢性化しやすくなかなか症状が改善しない状態となります。
テニス肘の痛みは難治性です。なぜかというと手は日常生活でよく使用するので、どうしても負担がかかりやすく治りにくい症状となりやすいのです。
ただ、適切な治療を行えば症状はもちろん改善します。なぜテニス肘は治療しても改善しにくいのかというと、適切な治療がされていないためです。
テニス肘の治療の多くはシップを処方し安静にしてくださいという指導だけ。や、電気治療で筋肉の柔軟性を向上させるだけといった治療がほとんどです。前述したように痛みの原因は筋肉内のトリガーポイントにあります。
なので、筋肉内にできているトリガーポイントを正しく把握し、適切に治療を行うことが痛みを根本改善ためには重要です。その結果早期改善にもつながります。
大阪平川接骨院/鍼灸治療院グループの施術方法は、テニス肘の痛みの根本原因であるトリガーポイントを見つけ、トリガーポイントを取り除く施術を行っています。
トリガーポイントを正しく把握できないと、いくら効果のある施術を行っても症状は改善しません。なので、初診時には約20分間かけて問診や検査を行います。なぜこのように時間かけて検査などを行うかというと、どれだけ施術技術が高くてもそもそもの原因を捉え間違えていると効果がでないためです。
私たち大阪平川接骨院/鍼灸治療院グループでは施術はもちろん、問診や検査などの時間も大切にしています。
施術スタッフは全員国家資格保有者で、約200時間の知識、技術研修を受けたもののみ現場で施術にあたりますので、施術効果にも自身があります。
長年の肘の痛みでのお困りの方がおられましたら、大阪平川接骨院・鍼灸治療院グループにご相談ください。