ぎっくり腰とは急性腰痛症とも言い、急に腰に強い痛みが出るのが特徴です。
突然の痛みで病院に行くと腰椎がズレたことによって炎症が起きていると診断されたり、椎間板(ついかんばん)という背骨にある、骨と骨の間にあるクッションが痛みを出していると診断されます。
あるいは骨盤の歪みも原因に挙げられることもしばしばです。
多くの場合ぎっくり腰は、特に何か負担のかかることをした訳ではなくふとした時に痛みが走ります。
例えば前かがみになった時、階段を登ろうとした時などです。
たったこれだけの動作で痛みが走り、ひどい場合には動けなくなってしまいます。
では、ぎっくり腰の本当の原因とは何でしょうか?
ずばり筋肉に原因があります。筋肉は絶えず体のバランスを取るために働いています。
立っている姿勢を維持したり座っている体勢を維持したりと無意識に筋肉に力を入れたり抜いたりを繰り返しています。
知らず知らずのうちに筋肉に負担が蓄積すると内部の血液の循環が悪くなるのです。
筋肉は力を抜いている時は柔らかく、力を入れる時に硬くなります。
しかし、血流が悪くなると筋肉に必要な酸素が不足して、力を抜くことができなくなりさらに血流が悪くなってしまうのです。
その結果何気ない動作をした時に強い緊張を起こしてしまい、筋肉が“痙攣”してしまうのです。
いわゆる筋肉がつってしまう状態です。
これがぎっくり腰の原因です。
まずは痛みの場所を特定するために普段の生活で負担がかかる動作や姿勢を伺います。検査は痛みが出る動作を見た上で一番の原因となる筋肉・筋膜に治療を行います。
酸欠になり血流が悪くなり老廃物が蓄積してできる痛みの原因である筋肉のしこりを「トリガーポイント」と呼びます。
このトリガーポイントに対して血流を改善する治療を行い、痛みを取り除きます。
ひどい場合動けなくなることが多いぎっくり腰ですが、ベッドで安静にしているとかえって治りを悪くさせる場合が多いです。
痛みが引いてから治療を開始するのではなく、その日から治療を始めることが大切です。
またぎっくり腰は一度なってしまうと繰り返す患者様が多い症状です。
平川整体院は、一時的に治ったら終わりではなく、メンテナンスや日常的な負担が最小限になる方法を伝え、繰り返さないための根本改善を行っています。
ぎっくり腰でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。