腱鞘炎とは、名の通り腱や腱鞘に炎症を生じることです。
腱とは、筋肉が骨に付着する部分で固い組織となります。代表的なのがアキレス腱です。
その腱が通る鞘の部分を腱鞘と言います。
腱鞘炎の好発場所は指
腱鞘炎の好発場所は指です。
なぜ指に多いのかというと、日常生活で圧倒的に使用する回数が多いためです。
使用回数や強度が高いとこの腱や腱鞘に負担がかかり、炎症を生じます。
炎症が発生には以下のようなメカニズムがあります。
腱は木の棒、腱鞘は筒だとします。
なんども擦り合わすとやがて熱くなります。
同じようなことが指の腱や腱鞘でも起こっています。
特に手や指の使用頻度や使用強度が高いとこのようなことが起こってしまいます。
炎症が起こった箇所はやがて痛みの物質を発生させ、痛みを感じます。
炎症が長く続くと腱や腱鞘は肥大し、スムーズに指を動かせないようになります。
腱鞘炎の一般的な病院での治療法は以下3つです。
一番多いのは安静です。
要は指を使わないようにすることです。
必要であれば固定器具を使用し、強制的に動かせないようにすることもあります。
それでも改善しない場合は、炎症を抑えるための注射や場合によっては腱鞘を切開する手術を行うこともあります。
これは病院での一般的な治療法です。
もちろん安静にすれば症状が改善するケースが多いですが、普段よく使用する指を使用しないとなると日常生活で多大な悪影響を与えます。
そのような悪影響を出さないためにも、高槻平川接骨院/針灸治療院では、できる限り固定を行うことなく治療を行います。
筋肉の柔軟性、腱の滑走性を向上
どのような治療を行うのかといいますと、筋肉の柔軟性を向上させ腱の滑走性を向上させます。
そもそも腱鞘炎になる原因としては、日々筋肉の酷使による筋(腱)の滑走性の低下にあります。
ここを改善しないと、結果腱鞘炎を繰り返し発症することにもつながります。
手技やハイボルト治療器などを用いて改善
なので、高槻平川接骨院/針灸治療院では痛みを改善するためにも筋肉の柔軟性を手技やハイボルト治療器などを用いて改善します。
筋肉の柔軟性を向上させ、痛みを取り除くために最も重要なことが、痛みの出している筋肉を的確に捉えることです。
なぜ腕や指の筋肉は数多くあるの?
腕や指の筋肉は数多くあります。
なぜ数が多いのかといいますと、指は細かな作業を行う必要があるので、数多くの筋肉が必要なのです。
その中で痛みを出している筋肉を触り分け、柔軟性を向上させるための施術を行うことは至難の業です。
どれだけ技術の高い施術を行ったとしても、そもそも原因を捉え間違えていると効果がでるはずがありません。
数多くの体表解剖・技術研修により正しく原因を捉える
高槻平川接骨院/針灸治療院では原因の筋肉を正しく捉えるために、体表解剖や技術研修を数多く取り入れています。
また、初来院時には施術前に約20分かけて、問診や触診、動診を行っています。
これは前述したとおり、原因を正しく捉えるためです。
長年の腱鞘炎でも正しく原因を捉え施術を行うと改善することは可能です。
腱鞘炎の痛みでお困りの方は、高槻平川接骨院/針灸治療院にご相談ください。