アキレス腱炎の症状は様々です。
症状は個人差がありますが、熱感や腫れ等「炎症反応」が強く出ている場合もあります。
基本的にオーバーユース(使い過ぎ)によって発症
アキレス腱炎は基本的にオーバーユース(使い過ぎ)によって発症します。
ランニングやジャンプ動作の繰り返しにより、ふくらはぎにある筋肉(下腿三頭筋)と、かかとの骨をつなぐアキレス腱に少しずつ負担がかかり炎症が起こります。さらにアキレス腱に負担がかかり続けるとアキレス腱断裂へ進行する恐れがあります。
アキレス腱を詳しく説明すると・・・以下の図をご覧ください。
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)からかかとの骨に伸びる太い腱がアキレス腱です。
基本的に【筋肉】は骨と骨をつなぎ、【腱】は筋肉の端っこにあり骨と筋肉をつなぐものです。アキレス腱は人体最大の腱で長さ約 15 ㎝の強靭な靭帯です。
そして、炎症が収まっても痛みが長引く場合があります。その原因として筋肉への血流が不足すると筋肉に必要な酸素や栄養素が届かず疲労物質が蓄積されることで筋肉にコリ・しこりのようなものが発生します。それを医学用語ではトリガーポイントといいます。
このトリガーポイント(筋肉のこり・しこり)が下腿三頭筋にできるとアキレス腱への血流は滞ったままとなり、痛みを再発させてしまうのです。
平川接骨院では、1 日でも早くいつもの生活を取り戻す為、早く競技に復帰できるように安静にするだけではなく、手技治療や鍼・ハイボルト治療器を併用して症状改善を目指します。
炎症反応を抑えることはもちろん大事ですが、炎症が治まると同時にふくらはぎの筋肉への治療が必要になります。
血流を改善する施術
具体的には、アキレス腱炎の原因となっていた下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)を中心に血流を改善する施術を行ないます。
血流を促進することで筋肉に必要な酸素や栄養素が送られ、痛みを引き起こさない柔軟性のある筋肉となります。
その結果、アキレス腱にかかる負担が軽減され痛みが緩和されるのです。
その後、手技治療で筋肉の表面を痛みのない心地よい感覚でほぐしていきます。
鍼治療やハイボルト治療器でアプローチ
さらに奥深くの原因に【鍼治療】や【ハイボルト治療器】を用いて痛みの原因となってるコリ・しこり(=トリガーポイント)にピンポイントでアプローチして直接血流を改善します。
過ごし方やストレッチ方法をアドバイス
施術後は自宅での過ごし方やストレッチ方法等をお伝えし一緒に症状改善を目指していきます。
アキレス腱炎は負担が蓄積されると悪化して断裂を引き起こす場合もあります。
ですので、アキレス腱炎と診断を受けた方やアキレス腱に痛みがある方は早めに施術を受けていただくことをお勧めいたします。
アキレス腱炎を根本から治したい方、対処方法が分からない方、アキレス腱炎を繰り返している方はぜひ一度、大阪平川接骨院グループにご相談ください。