ひざの内側にある鵞足(がそく)と呼ばれる部分に痛みが出るスポーツ障害の1つです。「鵞足」とは、脛骨というスネの骨の内側にあり、縫工筋、半腱様筋、薄筋と呼ばれる筋肉の腱が骨にくっついてる場所の事です。この部位に炎症が生じている状態が鵞足炎です。
運動時や普段の日常生活動作(階段の上り下り等)で痛くなったり、炎症が強い場合は安静時でもズキズキと痛む場合もあります。
鵞足炎(がそくえん)
鵞足炎(がそくえん)施術の流れ
鵞足炎(がそくえん)
- 下記に当てはまる方はぜひ当院にご相談ください!
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- ひざの内側が痛く階段の上り下りが辛い
- 歩行やランニングでひざの内側が痛む
- ひざの曲げ伸ばしで痛みが出る
- ひざの内側を押すと痛い
- 注射をしても改善しない
【目次】
鵞足炎とは?
鵞足炎の原因
発生の要因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
自分に合わないトレーニングやランニング距離の急激な増加、不十分なケアなどから筋肉の柔軟性が低下し、血流不足になった結果、筋肉が硬く太くなりひざの内側(鵞足部)に牽引力がかかります。この牽引力によってへの負担が大きくなり、ひざの靭帯や骨とこすれ合うことで炎症が起き痛みを引き起こします。
一般的な鵞足炎の治療法
一般的な鵞足炎の治療は基本的には『安静』です。
また、シップや痛み止めを処方し炎症を抑え一時的に痛みを緩和させます。これが一般的な鵞足炎に対する治療です。
大阪平川接骨院グループの鵞足炎の治療方法
先ほど、鵞足炎の原因でお伝えしたように、鵞足炎の原因は筋肉の柔軟性の低さ(トリガーポイント)にあります。この硬さを取り除かなければ鵞足部には常に牽引力がかかり、痛みが慢性化する可能性が高くなります。シップや痛み止めで様子を見るだけではその場しのぎとなりすぐに再発してしまいます。
手技治療や鍼・ハイボルト治療器を併用して症状改善
平川接骨院では、『安静』ではなく1日でも早く競技に復帰できるように手技治療や鍼・ハイボルト治療器を併用して症状改善を目指します。当院では施術の前に、問診・検査を行ない原因を突き止めます。
膝の内側には膝を曲げ伸ばしするために重要な靭帯もありますので、それらの損傷の有無も確認し他の疾患との鑑別を行ないます。(当院は全施術スタッフが国家資格を保有しており身体の構造を理解しておりますのでご安心ください。)
手技治療は、痛みの原因となっていた半腱様筋、薄筋、縫工筋を中心に筋肉の表面を心地の良い圧をかけてほぐしていきます。さらに奥深くの原因には【鍼治療】や【ハイボルト治療器】を用いて直接血流を改善します。
施術後はストレッチテーピングの方法をアドバイス
施術後は状態の説明とともに、筋肉の柔軟性を取り戻す為のストレッチ方法や、痛みを軽減させるテーピングの方法などをお伝えし、症状改善を目指していきます。鵞足炎は放っておいても治りません。鵞足炎と診断を受けた方やひざの内側に痛みがある方はお早めに施術をうけていただくことをお勧めいたします。
当院では、痛みを取り除くことはもちろん症状を繰り返さない為に日々のケアもお一人お一人に合わせてお伝えさせていただきます。
鵞足炎を早く治したい方、対処方法が分からない方、鵞足炎を繰り返している方はぜひ一度、大阪平川接骨院グループにご相談ください。
本記事の文責
平川接骨院/針灸治療院グループ
林 宏和
経歴
- 2007年4月 平川接骨院 入社
- 2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
- 2018年6月 平川接骨院 本院 院長
- 2019年4月~ 人材部部長
関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当
- 柔道整復師 鍼灸師免許取得
- 体表解剖学研究会 修了
- 社内体表解剖研修 担当
- ハワイ大学人体解剖研修 修了
- 韓国大田大学人体解剖研修 修了