しびれと聞くと=神経と思ってはいませんか!?
神経が障害されるとしびれではなく【麻痺】がおこります。
麻痺とは筋肉に力が入らない。触っている感覚がわからない。
などのことをさします。
ではしびれの本当の原因はというとそれは【筋肉】です。
筋肉は血管から酸素や栄養素をもらって働いているのですが、使いっぱなしの状態や体重をかけて圧迫状態が続くと筋肉は低栄養状態・低酸素状態になります。
その状態が続くと筋肉内の細胞が酸欠状態となり、【しびれ】という感覚を出します。
正常な筋肉
正常な筋肉は血管から酸素や栄養素が運ばれ柔軟性のある状態です
血流不足の筋肉
痛み・しびれが発生している筋肉
- ①同じ動作・姿勢が続き筋肉に負担がかかる
- ②血管が圧迫され血流が悪くなり、酸素・栄養が届かない
- ③筋肉がSOSとして”しびれ”をだす
筋肉は使いっぱなしの状態が続くと筋肉は次第に硬くなります。
その状態が長期化すると筋肉内に筋肉のしこりが出現し、SOSとして”痛み”や”しびれ”を引き起こします。
その筋肉のしこりのことを医学用語で【トリガーポイント】といいます。
「トリガー」というのは文字通り「引き金」という意味で、ピストルの引き金を引くと、弾が遠くまで飛ぶように、トリガーポイントを押すと痛みをそこから離れた部位で感じることから名付けられています。これは神経の走行とは関係ないところで痛みを感じるため「神経痛」ではなく「関連痛」と呼ばれています。
神経を回復するような薬や、神経の圧迫を改善するような骨盤矯正をしても治らないという方は、このトリガーポイントが原因かもしれません。
当院では、トリガーポイントの発生した筋肉に対して血流を改善する治療を行ないます。 痛み・しびれを出している筋肉には【酸素】と【栄養】が必要です。 血流を促進させることで筋肉に酸素・栄養が運ばれ、溜まっていた疲労物質も流れ出し、元気な状態の筋肉に戻っていきます
手のしびれ改善コースの流れ
手のしびれ改善のためのストレッチ