整体に関する知識

2021.11.05

トリガーポイントとは?その意味や生じる原因、施術方法を解説!

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

トリガーポイントとは、筋肉を指で押したときに感じる筋肉のしこりです。

ごりごりとした筋肉のかたまりで、肩こり、腰痛、首やひざの痛みの原因となります。

 

今回は、このトリガーポイントの意味や生じる原因、治すための施術方法について解説していきます!

 

肩こりや腰痛などの痛みがなかなか治らないと感じている人は、トリガーポイントが原因の可能性があります。
痛みの原因がトリガーポイントと関連するか、チェックしていきましょう。

肩こり

 

 

トリガーポイントとは

トリガーポイントは筋肉のしこりとお話ししましたが、それ以外にも筋膜、皮膚などさまざまな体の部位にあります。

 

トリガーポイントができやすい部分は、筋肉と骨が接している部分、筋肉と筋肉が接している部分や筋膜にあるといわれています。

 

筋膜とは、筋肉を覆っている膜のことです。

筋膜は筋肉を保護し、正しい位置に筋肉があるようにキープしてくれる役割があります。

そうすることで筋肉をスムーズに動かすことができるのです。

 

この筋膜がよじれる、くっつくといった状態になると、筋肉のしこりができやすくなります。

 

トリガーポイントは、痛みを引き起こすセンサーでもあるので、しこりができることで痛みを感じやすくなります。

 

しかし、必ずしもトリガーポイントがある部位に痛みが生じるわけではありません。

トリガーポイントから離れた体の部位に痛みを感じるということも起こります。

 

例えば、肩にトリガーポイントがあった場合、その痛みは肩こりとして現れるだけでなく、肩から少し離れた頭に頭痛として現れることもあります。

 

トリガーポイントができる原因とは

トリガーポイントの原因として、長時間の同じ姿勢でいることで筋肉が収縮し、筋肉の血流が悪くなることが挙げられます。

デスクワークや立ち仕事など、いつも長時間同じ姿勢でいる人は筋肉のしこりができやすいです。

 

もう1つの原因は、同じ筋肉を使いすぎることにあります。

 

筋肉を使いすぎると、筋肉が傷つき炎症を起こします。

すると、筋肉を保護している筋膜がよじれたりくっついたりすることで、トリガーポイントになるといわれています。

例えば、スポーツや配送業などの仕事で同じ筋肉を使いすぎてしまうことが多い人に起こりやすいです。

 

他にも、加齢にともない筋肉の負担は積み重なっていきます。

体の水分量の低下や糖質などの摂りすぎによる栄養過多によっても、筋膜がよじれる・くっつくといった癒着(ゆちゃく)が起こる可能性があります。

 

トリガーポイントを放置すると、筋肉が硬くなり、筋肉や柔軟性の低下、痛みといった症状が起こります。

日常生活へ支障が出る場合もあるため、早めにトリガーポイントを改善することが大切です。

 

 

トリガーポイントを放置すると起こる「関連痛」とは

トリガーポイントは痛みを感じやすくさせるだけでなく、離れた部位に痛みを生じさせる「関連痛」というものを引き起こすことがあります。

 

例えば、トリガーポイントによって肩こりを感じている場合、同時に頭痛を感じることもあります。

頭痛が治らないと悩んでいるかもしれませんが、根本的な原因は肩こりを起こしているトリガーポイントにあるかもしれません。

このトリガーポイントを取り除くことで、痛みの原因を解消できるのです。

 

また「神経痛」といい、神経に炎症が起こることで、神経を通って違う部位へ痛みが現れることも。

これは関連痛とは別物です。

関連痛は時間や体の姿勢によって痛みの感じ方が変化しますが、神経痛は姿勢を変えても常に痛みを感じ続けます。

 

関連痛は根本原因であるトリガーポイントと離れていることから、原因を自分自身で見つけることは難しいでしょう。

専門的なサポートを受けることで、早いうちから発見・対処し改善することができますよ。

 

 

トリガーポイントを改善するための策とは

トリガーポイント改善

自分自身が痛いと感じている場所が、必ずしも痛みを引き起こしている場所とは限りません。

そのため、痛みの根本原因であるトリガーポイントを自分自身で見つけることは難しいです。

 

だからこそ、早めに専門機関で相談し、トリガーポイントを改善するための方法をとることが大事です!

どのような方法があるのか見ていきましょう。

 

トリガーポイント注射

整形外科やメディカルクリニックなどで行える注射で、治療には保険が適用されます。

 

指で押した時に最も痛みを感じる筋肉に局所麻酔を注射し、痛みを和らげる効果があります。

また、血の巡りが悪くなって硬くなった筋肉をほぐし、血流を良くすることも可能です。

 

スポーツ選手など筋肉へ大きな負担のかかる人は、筋膜の癒着(ゆちゃく)を改善する効果が期待できます。

 

認知行動療法

トリガーポイントができる原因について理解し、筋肉への負担をかけすぎない生活を意識する療法です。

主に整形外科や接骨院(整骨院)で行われています。

 

トリガーポイントは筋肉の動かし方、姿勢などを改善しなければ再発のリスクがあります。

 

日常生活で、デスクワークなど長時間同じ姿勢でいる人は、軽い運動や肩回しなど筋肉を動かすことを心がけましょう。

 

トリガーポイントリセット整体

ぜひオススメしたいのが、平川接骨院の「トリガーポイントリセット整体」です。

 

痛みの原因となる筋肉のしこり「トリガーポイント」見つけ出し、正確な技術でピンポイントで指圧することによって、しこりをほぐしていく方法です。

筋肉のこわばりや硬さがとれて、血流が良くなることで痛みが解消します。

 

デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢でいることが多い人やスポーツをしている人、すでに痛みを抱えている人は、施術を受けることで症状を改善することができますよ。

 

施術自体は痛気持ちいい程度で、骨をボキボキとさせるものではないので、安心して受けてことができます。

 

もっとトリガーポイントについて知りたい方は、ぜひ「トリガーポイントの見つけ方を確認!ほぐす方法もチェック」も参考にしてください!

 

トリガーポイントの首、肩、腰、ひざなどの各部位での見つけ方やトリガーポイントのほぐし方、改善方法について詳しく解説しています。

 

 

トリガーポイントの意味や原因を知ることはとっても重要

トリガーポイントは、筋肉のしこりです。

痛みを引き起こすセンサーでもあるため、痛みを感じやすくさせます。

 

トリガーポイントは筋肉や筋膜にできやすいです。

原因としては、デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢でいることや、スポーツなどで同じ筋肉を使いすぎることが挙げられます。

 

根本原因であるトリガーポイントは早めに取り除くことがおすすめです。

筋肉のしこりがあることで筋肉の血流が悪くなり、筋肉低下や痛み、さらに放置しておくと関連痛を引き起こしてしまう可能性もあります。

 

痛みとして苦痛が出てきている場合には、早めに専門的な注射や整体を取り入れることで効果的につらい症状を改善しましょう。

 

大阪府高槻市の平川接骨院では、肩こりを根本から改善できる「トリガーポイントリセット整体」の施術を受けることができます。

電話、メール、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。

肩こりが治らないと悩みを抱えている方、「トリガーポイントリセット整体」を受けてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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