接骨院に関する知識

2023.09.29

身体の違和感、病院と整骨院・接骨院どっちに行くのが正解?

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皆さんは日常生活の中で、突然起きた身体の痛みや、長年解消しない身体の痛みに直面する場面が少なからずあると思います。

 

そんな時、病院や整形外科に行くか、整骨院・接骨院に行くか迷ったことはありませんか?

どの医療機関を訪れるべきかを正しく選ぶことは、早期に適切な治療を受ける上で極めて重要です。

このブログでは、急性的な痛みと慢性的な痛みの両面から、病院と整骨院・接骨院の選び方について詳しく解説します。

 

急性的な痛みの場合

病院へ行くべきケース

病院には医師や専門家が多数在籍し、高度な医療設備(X線、CTスキャン、MRIなど)が提供されています。また、24時間処置が可能な入院治療を行うことができるため生死にかかわる緊急の場合でも治療を行うことができます。

そこで病院に通う症状はどのようなものがあるでしょうか。

 

1. 生命に関わる緊急事態

急激な痛みと共に、呼吸困難、胸痛、意識の喪失、大量の出血、強いけいれんなど、生命にかかわる緊急事態が疑われる場合、病院の救急部へ直ちに向かいましょう。こうした状況では迅速な医療対応が不可欠です。

 

 

2. 重度な筋肉損傷

筋肉断裂や破裂、腱の損傷、骨折と併発した筋肉損傷など筋肉に重大な損傷がある場合、病院の外科医や整形外科医の診断が必要です。重症の場合、手術が必要となる場合もありますので、入院ができるという面でも病院への受診が適切です。

 

重度な筋肉損傷

 

 

3. 神経損傷

筋肉が痛む、力が入らないなどの異常や無力感が生じている場合は、神経損傷と関連している可能性が考えられます。そのため、神経検査や画像診察が行われる病院の神経専門医や神経外科医を受診することをおすすめします。

 

 

4. 感染や炎症

筋肉の感染症や炎症(筋肉の膿瘍)が疑われる場合は、病院で抗生物質の処方してもらうなどの適切な治療を受けることが不可欠です。

また、突然の高熱、寒気、悪寒、体調不良といった症状が発症した場合、急性感染症の可能性があるため、病院での治療を受診しましょう。感染症は放置すると重大な合併性を引き起こす可能性があるため、早期の診察と治療が重要です。

 

 

 

 

 

整骨院・接骨院へ行くべきケース

整骨院・接骨院では筋肉・筋膜や関節の痛み、しびれなど軽度の疾患に特化しています。また、待ち時間は病院よりも短く、治療もお客様それぞれに合わせたアプローチを追及しているため、痛みやしびれに対して迅速な対応が可能です。

ではどのような症状の場合、整骨院・接骨院に行くのが望ましいでしょうか。

 

 

 

1. 急性の筋肉・筋膜や関節の痛み

突然の筋肉・筋膜や関節の痛み、捻挫、ひねり、筋肉痛、腰痛などが発症した場合、整骨院・接骨院で診察や施術を受けることが適切です。

整骨院・接骨院は急性の筋肉・筋膜や関節の施術に特化しており、柔道整復師や鍼灸師が対応します。

 

 

2. 軽度な筋肉の疲労や痛み

筋肉の軽度の疲労、筋肉痛、緊張性頭痛など軽度な筋肉の問題に対しては整骨院・接骨院での施術が適しています。主に柔道整復師や鍼灸師が施術を行い、筋肉・筋膜の緊張を緩和し、痛みを軽減させます。一般的に手技治療や電気治療、鍼治療、ストレッチなどが用いられます。

 

 

3. スポーツ傷害

スポーツ中に急な外傷や痛みが発症した場合です。整骨院・接骨院はスポーツ傷害にも対応しており、専門家が治療と再発防止のリハビリテーションを提供します。捻挫、肉離れ、腱の損傷、挫傷、関節の亜脱臼などがスポーツ傷害に該当します。

 

 

4. 姿勢の問題

日常的な姿勢の問題は、急性的な身体の痛みを引き起こす原因となることがあります。

急性的な痛みと姿勢の問題が関連している場合、接骨院では筋肉や筋膜の固まりを解消し、痛みを改善に導きます。

 

整体・接骨院で施術を受けている女性

 

 

 

 

 

慢性的な痛みの場合

病院に行くべきケース

1.原因不明の慢性的な痛み

慢性的な痛みの原因が不明確で深刻な疾患を疑う場合は、まず病院を訪れるべきです。

病院では内科医、リウマチ科医、神経科医などの専門医が適切な検査や診断を行い、痛みの原因を特定します。

 

 

2.慢性的な痛みに関連して他の症状を発症している場合

慢性的な痛みに伴う他の症状が見られる場合は、病院へ行くのが適しています。

例えば、慢性的な背中・腰の痛みと共に発熱、体重減少、蕁麻疹、異常な出血、下肢のしびれや麻痺などが見られる場合、化膿性脊椎炎や脊椎カリエス(結核)も疑われるため、直ちに病院で診察を受ける必要があります。

 

 

3.内科的治療が必要な場合

慢性的な痛みが身体内部の臓器に関連している可能性がある場合、内科的な治療が必要です。例えば、胃部の慢性的な痛みや消化器官の問題、心臓病による胸痛などが該当します。

 

腹部を痛そうに抑えている人

 

 

 

整骨院・接骨院へ行くべきケース

1.慢性的な筋肉・筋膜や関節の痛み

長期間にわたる筋肉・筋膜や関節の痛み、腰痛、肩の痛み、頚部の痛みなど、主に筋肉・筋膜や関節に関わる慢性的な痛みの場合は、整骨院・接骨院で柔道整復師や鍼灸師の診察や施術を受けることが適しています。

 

 

2.筋肉のバランスの調整

日常的な姿勢の問題や筋肉の不均等、スポーツパフォーマンス向上のための筋力トレーニングやリハビリテーションが必要な場合に受診が勧められます。整骨院・接骨院では筋肉の専門家がお客様に合わせた施術を提供します。

 

 

3.スポーツ傷害の回復・メンテナンス

スポーツに関する慢性的な痛みや怪我の場合、整骨院・接骨院での筋肉・筋膜に関する施術やリハビリテーションが適しています。スポーツ傷害には慢性的な捻挫や腱の損傷などが含まれます。また、頻繁に運動を行う人は怪我を予防し筋肉のメンテナンスをするために受診することも多々あります。整骨院・接骨院での定期的な施術とメンテナンスにより、筋肉の状態を維持しパフォーマンスを向上させることが可能です。

 

 

4.姿勢の問題

慢性的な痛みが姿勢の問題に関連している場合、整骨院・接骨院を受診することで筋肉の緊張や血流不足が改善され、痛みの解消に役立ちます。

整骨院・接骨院では、痛みの改善のために手技治療や電気治療、鍼治療などが行われます。

 

 

 

 

結論: 病院と整骨院・接骨院を適切に活用しよう

急性的な痛みと慢性的な痛みの両方において、症状に合った適切な医療機関を選ぶことは、早期の回復と症状の管理に不可欠です。

 

生命に関わる緊急事態や感染症の疑いがある場合、また原因不明の痛みが慢性的に発症している場合は病院での診察が適切です。

一方で、上記の問題がなく筋肉や筋膜・関節の問題や姿勢・メンテナンスに関しては整骨院・接骨院への受診が適切です。

 

しかし、症状や疾患の重症度は個々の状況により異なりますので、医師や専門家のアドバイスを仰ぐことが最も安全で適切な選択です。

痛みの原因や症状に関して不安を感じた際は、直ちに医療専門家の意見を仰ぎ専門的なアドバイスを受けましょう。あなたの健康と快適な生活のために適切な医療施設を選ぶことをお勧めします。

 

 

 

 

 

接骨院をお探しの場合は…

 

「身体のことで専門家のアドバイスを仰ぎたい」「筋肉・筋膜に対しての痛みを解消したい」とお悩みの方は、是非平川接骨院にご相談ください!

 

平川接骨院では、「痛みの根本原因を取り除き、再発しないカラダへ」をモットーとし、カウンセリングや検査を通してお客様の症状を丁寧にお伺いし、お一人お一人に合わせた適切な施術を提供します。

また当院では施術者全員が国家資格を持ち、専門的な研修を受けておりますので、接骨院がはじめての方でも安心して受診していただけます。

 

病院か接骨院のどちらに行けば良いか迷った際は、お気軽に平川接骨院にお電話ください!

各院のアクセス・店舗案内はこちら➤https://osaka-hirakawa.jp/access/

 

 

平川接骨院 スタッフ一同
 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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