症状に関する知識

2023.10.11

頻繁に寝違えを引き起こす本当の原因とは?

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朝起きたときに首周辺に痛みを感じ、自由に首を動かせない…と困った経験はありませんか?

一度引き起こすだけでも日常生活に支障をきたす寝違えを、なぜか何度も引き起こしているとお悩みの方に向けて、その原因と対処法をお伝えします!

 

 

寝違えとは?

まず寝違えとは、首周辺の筋肉が急激に緊張している状態の時に、睡眠時やふとした瞬間に筋肉が引き伸ばされることで痛みを引き起こす症状を指します。

日常生活の中で首はまっすぐな状態を維持しようと常に力を入れ続けており、長時間同じ姿勢を継続すればするほど首への負荷が大きくなっていきます。

首の筋肉に大きな負荷が掛かることで血行不良を引き起こし、筋肉の緊張状態が生じ寝違えを引き起こしやすくなります。

 

 

寝違えによって首が痛む人

 

 

なぜ寝違えを繰り返すのか

 

何度も寝違えを繰り返すのはなぜなのか。主な原因は以下の3つが考えられます。

 

 

就寝姿勢の問題
寝違えの主な原因は不適切な就寝姿勢です。

高い枕を使う、寝返りをうつ際に急激な動きをする、うつ伏せ寝をするなど

寝る姿勢が正しくないと首や肩に負担がかかり、筋肉への負荷につながります。

 

筋肉の緊張

寝ている間、首の筋肉は長時間にわたり収縮し続けることがあります。筋肉の収縮は特定の姿勢で寝たり、首を一方向に向けたままの状態が続くと発生します。

そして長時間の筋肉の収縮によって筋肉が硬くなり、柔軟性をも失います。

結果、柔軟性の低下により筋肉が緊張しやすくなり、寝違いを発症しやすくなるという悪循環に陥ることになります。

 

そのため首周辺の筋肉の緊張や硬直を和らげることが大切です。

 

 

寒冷な環境
就寝時に気温の低い環境で寝ると筋肉や関節が収縮し、血流の制限・筋肉の硬直が生じやすくなります。特に首や肩の筋肉は冷たさに反応して緊張し、痛みや不快感を引き起こしやすいと言われています。

また、寒い状況で寝ると身体が自然に収縮し、姿勢が変化することがあります。例えば寝る時に身体を丸めたり、肩を縮こませている状態です。

これらの姿勢の変化が不適切な姿勢や筋肉の緊張を引き起こしてしまいます。

 

 

 

ここでは主な原因となる3つをご紹介しましたが、他にもストレスと不安や、体重・慢性的な疾患なども寝違えを引き起こす原因となります。

 

 

 

 

 

寝違えの対処法

①急性期(痛みが強い時期)

寝違えの急性期と呼ばれる期間は痛みが強く出ているため、無理に動かしたりストレッチや体操を行うことは避けましょう。

 

痛む部分を冷却することで炎症や腫れを抑える手助けになるので、氷や冷たいタオルを使用して安静にしておくことが大切です。

 

またお酒は血行を良くする作用があり、寝違えの痛みを悪化させる危険性があるので痛みがある期間は飲酒を控えるように心がけましょう。

 

 

首が痛む男性

②慢性期(痛みが落ち着く時期)

急性期の痛みが落ち着いてきたら、湯船や蒸しタオルを使って首の周りを温めることをおすすめします。温めることで筋肉の緊張が緩和され血流が促進するのに役立ちます。

 

また、この時期になるとストレッチを行うことも効果的です。

首や肩のストレッチを行い、寝違えによって固まった筋肉の柔軟性を回復させましょう。

 

この記事でも簡単にできる首や肩のストレッチ方法をご紹介しておりますので、是非やってみてください!

 

 

 

 

繰り返す寝違えを防ぐためには

では繰り返す寝違えを防ぐためにはどうすればよいでしょうか?

 

 

・温める

寝違えの筋肉は冷えやすいため、温めることが重要です。

日中に駆使した首・肩周りを温めることで筋肉をリラックスさせることができ、血流の増加と筋肉硬直の緩和が可能になります。

温かい湯船やシャワーなどを使用して筋肉を温め、心と身体をリラックスさせましょう。

 

・マッサージ

筋肉を緩和させるためにマッサージを定期的に行いましょう。

整体や接骨院などの専門家による施術を受けることで筋肉の深部までアプローチができ、より効果的に筋肉の緊張をほぐすことができます。

 

・姿勢の改善

寝違えの原因となる不適切な姿勢を改善しましょう。

長時間同じ体制が続く睡眠時は姿勢が悪くなっていても気付くことが困難です。

正しい姿勢で睡眠を取るためにも自分に合った適切な枕やマットレスを使用して姿勢の改善を行いましょう。

 

 

姿勢の改善

 

 

・休息とリラクゼーション

ストレスや不安は筋肉の緊張を増加させ、寝違えの発生を促進する可能性があります。

そのため十分な休息を取り、ストレスを軽減させることが筋肉のリラックスに役立ちます。

積極的に寝る前のストレッチや深呼吸、瞑想などのリラクゼーション技法を試してみましょう。

 

・ストレッチ

首周辺で緊張し固まっている筋肉を伸ばすストレッチを定期的に行いましょう。

ここでは首と肩の筋肉を和らげ、痛みと凝りを軽減させるストレッチをご紹介します。

ストレッチを行う際は痛みを感じない程度でゆっくり行なってください。

 

  1. 首を前後に傾ける

座っているか立っている姿勢で背筋を伸ばします。頭をゆっくりと前に傾け、顎を胸に近づけます。

この状態で15秒キープし、首の後ろの筋肉が伸びていることを確認します。

ゆっくりと元の姿勢に戻し次に頭を後ろに傾けます。再び15秒間キープし首の前側の筋肉が伸びていることを確認します。

 

この前後の動作を5回ほど繰り返します。

 

  1. 首を左右に傾ける

首を前後に動かすストレッチと同様に、背筋を伸ばした状態で頭をゆっくりと右側に傾けます。

この時右耳が右肩に向き合うようにします。

この状態を15秒キープし、元の状態に戻した後、同様の動きで左側も行います。

 

この左右のストレッチを5回ほど繰り返します。

 

 

 

寝違えストレッチ法

 

  1. 肩甲骨を回すストレッチ

立っているか座っている状態で背筋を伸ばします。

肩甲骨をゆっくりと前方に回し、胸を突き出します。この状態を30秒キープします。

次に肩甲骨を後方に回し肩甲骨同士が接触するようにします。この状態を再び30秒間キープします。

 

このストレッチを5回ほど繰り返します。

 

 

 

これらのストレッチを定期的に行うことで、首と肩の筋肉が緩まり寝違えの症状の軽減に役立ちます。

寝る前や仕事・家事の合間にできる簡単なストレッチですので、ぜひ試してみてください!

 

 

 

 

 

まとめ

今回は何度も繰り返す寝違えについて、その原因と対処法をご紹介しました。

 

寝違えは寝ているときの姿勢だけが原因ではなく環境やストレス、何よりも筋肉の緊張が原因だということを知っていただけましたでしょうか?

 

皆さんもご紹介したような簡単なストレッチを積極的に行って、寝違えに悩まない健康な状態を手に入れましょう。

 

何日間も治らない場合は、お早めに病院や整骨院の専門家に相談することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

平川接骨院の寝違え治療では

 

平川接骨院では、手技治療や鍼・ハイボルト治療器を使用して筋肉の緊張を和らげ、血流を良くすることで寝違えの辛い痛みを改善していきます。

鍼やハイボルト治療といっても刺激の強いものではなく、痛みのない心地よい感覚で筋肉をほぐしますので安心して治療をしていただけます。

 

また当院の施術者は全員が国家資格を保持しており、専門的な研修を受けた上で施術を行いますので、痛みの原因をピンポイントで見つけ出し早期回復・再発予防が望めます。

 

 

お客様お一人お一人の症状に合わせた施術を提供いたしますので、何度も繰り返す寝違えの痛みにお困りの方は是非一度、平川接骨院にご相談ください!

 

 

 

平川整体院のハイボルト治療

 

 

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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