こんにちは！大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

今回は腰椎椎間板（ようついついかんばん）ヘルニアについてご紹介いたします。

「足に力が入りにくい」「強い腰痛に悩んでいる」など、腰や下肢の辛い症状にお困りではありませんか？

実はその症状腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。

腰椎椎間板ヘルニアは人口の1％が罹患（りかん）すると言われている病気。

悪化すると手術が必要になる可能性がある、腰椎椎間板ヘルニア。

そうならないためにも早期発見・早期治療が重要ですが、そのためには、まず、椎間板ヘルニアとはどのようなものなのか知る必要があります。

そこで今回は腰椎椎間板ヘルニアについて解説していきます。

症状についても詳しく説明いたしますので、腰や下肢に症状がある方は、自身の症状と比較してみてください。

腰椎椎間板ヘルニアの症状についてご紹介

それでは腰椎椎間板ヘルニアの症状の主な症状を見ていきましょう！

腰椎椎間板ヘルニアの症状

腰椎椎間板ヘルニアを発症すると以下のような症状が体に起こります。

• 強い腰痛
• 下肢のしびれ
• 坐骨神経痛（お尻の裏〜足にかけての痛み、しびれ）
• 足に力が入りにくい
• 背骨が横に曲がる（疼痛性側弯：とうつうせいそくわん）
• 排尿、排便障害

腰椎椎間板ヘルニアは、前かがみになったりすると痛みが強くなったり、ぎっくり腰のような強い痛みなど、お尻から太ももの裏にかけて坐骨神経痛（ざこつしんけいつう）などが発生します。

痛みやしびれが強い場合、眠れなくなったりものを持ち上げることができず、日常生活に支障をきたす場合もあります。

片側の下肢に症状が出ることが多いですが、場合によっては両方の下肢が痛んだりしびれたりし、排尿、排便障害に繋がる可能性もあります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因とは

ここでは椎間板ヘルニアの原因について詳しくご紹介していきます。

腰椎椎間板とは

人間の背中には、首から腰にかけて伸びる脊椎（せきつい）があります。

その脊椎は椎骨（ついこつ）と呼ばれる小さな骨が積み重なってできています。

椎骨は全部で24個あり、そのうち、首付近にある7個の椎骨が頚椎（けいつい）、胸部にある12個の椎骨が胸椎（きょうつい）、腰部にある5つの椎骨が腰椎（ようつい）です。

椎骨と椎骨の間にはクッションのような柔らかい組織があり、この組織を椎間板（ついかんばん）と言います。その周辺を繊維輪という比較的しっかりとした組織が同心円上に囲むつくりになっており、その繊維輪（せんいりん）の中心には髄核（ずいかく）と呼ばれるゲル状の組織があります。

腰椎椎間板とは、腰部にある椎骨、つまり腰椎の間にある椎間板のことです。

腰椎椎間板ヘルニアとは

椎間板の繊維輪に亀裂が入ると椎間板内の奥にあるクッションで言うところの中の綿のようなもの（髄核）が、外に出てきてしまい、この髄核（ずいかく）の外への脱出を椎間板ヘルニアと呼びます。

椎間板の付近には脊髄神経（せきずいしんけい）や馬尾神経（ばしょうしんけい）という神経が通っており、飛び出た髄核がこれらの神経を圧迫し、炎症が起こることによって、痛みやしびれといった様々な神経障害が引き起こされると一般的には考えられています。

腰椎椎間板ヘルニアの原因とは

腰椎椎間板ヘルニアの主な原因は腰椎への負担や加齢です。

腰は日常生活の中で負担がかかり易く、椎間板が老化しやすい組織でもあります。

それらも相まって腰椎椎間板を引き起こすといわれています。

また、喫煙や遺伝も、腰椎椎間板ヘルニアの発症原因に関係していると言われています。

腰椎椎間板ヘルニアになりやすい人はどんな人？

下記のような方々は腰椎椎間板ヘルニアになり易く、注意が必要です。

• 20〜40歳代の人
• 男性
• 姿勢が悪い人
• 腰に負担のかかる作業を日常的に行う人
• 車の運転をよくする人
• 喫煙習慣がある人　など

腰椎椎間板ヘルニアは20代から40代に多く見られ、発症の男女費は約3：1で男性の方が多いことも分かっています。

また近年のスマートフォンやパソコンが普及したことにより、デスクワークによる腰の負担の増加や重労働を行う方など、普段から腰に負担がかかる生活をしている方も腰椎椎間板ヘルニアを発症しやすいので注意しましょう。

腰椎椎間板ヘルニアの検査法・治療法

悪化すると手術が必要になる可能性がある腰椎椎間板ヘルニアですが、悪化させないためにも早期に適切な検査と治療法を受けることが大切です。

腰椎椎間板ヘルニアの検査法

症状、経過、身体の診察の結果、レントゲン、MRI検査などを総合して診断します。ヘルニアを目に見える形で確認するにはMRI検査が有用です。

場合によっては、CT検査や造影剤を利用した検査も行われます。

腰椎椎間板ヘルニアの治療法

腰椎椎間板ヘルニアの治療法は「保存的治療法」と「外科的治療」の2種類があります。 腰椎椎間板ヘルニアの約80-85％は自然経過で軽快するとされ、そのほとんどが保存的療法であり、その具体的な方法としては下記のような手段があります。

• 安静
• 腰椎コルセットの装着
• 腰椎牽引療法
• 神経ブロック注射　など

まずは保存的療法で様子を見ますが、症状に改善が見られない場合や症状が悪化した場合は外科的治療の手術を行う場合もあります。

平川接骨院の治療法

平川接骨院では、痛みやしびれといった腰椎椎間板ヘルニアの症状は、筋肉のトリガーポイントにより生じていると考えています。

日々の生活の中で負担を受けた筋肉が血流不足を起こして酸欠になり、固いしこりのようになったものが、筋肉のトリガーポイント。

このトリガーポイントは、体に痛みやしびれを引き起こします。

一般的に行われている保存的療法は、その時の痛みを軽減させているだけで根本の改善にはなっていません。

しかし、当院では手技治療やハイボルト治療、鍼治療によって、辛い症状の原因となる筋肉のトリガーポイントにアプローチを行います。

この手法により、痛みやしびれの根本改善を目指すことができます。

トリガーポイントリセット整体®とは、筋肉の血流不足により生じた「トリガーポイント」という筋肉のしこりを重点的に施術し、つらい症状をより早く改善するために、長年の根本原因の究明と施術実績をもとに誕生したのがトリガーポイントリセット整体®です。

ハイボルト治療とは、筋肉の奥深くまで電気刺激を与える治療法で、筋肉の奥深くから出ている痛みの緩和に大変有効な治療法です。

プロスポーツ選手の施術にも多く使われており、非常に高い効果が証明されています。

また、当院の施術者全員が国家資格取得しており、その上200時間の社内研修を実施。

治療法機器の扱いにも細心の注意を払っています。

腰椎椎間板ヘルニアは早期発見・早期治療が大事！接骨院での治療も可能

腰椎椎間板ヘルニアは腰椎の椎間板から髄核と呼ばれる組織が飛び出してしまう病気です。

その主な原因は腰への日々の負担や加齢によるもので、その他にも性別や遺伝子、喫煙習慣による要素も罹患に関係していると考えられています。

腰椎椎間板ヘルニアは腰周りや下肢の痛みやしびれを引き起こす病気ですが、主な治療方法としては保存的療法がとられます。

しかし、保存的療法ではその場でしかなく、痛みを根本改善するには適切な施術を受ける必要があります。

腰の痛みやお尻のしびれなど、腰椎椎間板ヘルニアの症状にお悩みの方は、大阪府高槻市の平川接骨院にご相談ください。

国家資格保有のプロフェッショナルが、患者様一人ひとりに合った施術を行います。

待ち時間や他の患者様との接触が気になる方も、予約制・個室施術で安心！

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