こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
なかなか肩こりが治らないと悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
肩こりを改善するには、まず原因を知ることが重要です。
今回は、肩こりの原因について詳しく解説!
肩こりが治らない人は、どのような原因が関係しているのかぜひチェックしてみてください。
肩こりによる症状や対策法についてもご紹介していきます。
目次
肩こりが起きる原因、治らない原因とは
肩こりは、多くの人がつらいと感じている症状です。
厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況(Ⅲ 世帯員の健康状況)」によると、国民が感じている痛みの症状として、女性1位・男性2位が「肩こり」です。
肩こりとは、肩の筋肉が緊張し、こり固まった状態のこと。
硬くなった筋肉が血管を圧迫し、血液の流れが悪くなるため、筋肉へ必要な酸素や栄養素が運ばれなくなります。
すると筋肉に疲労がたまり、筋肉のだるさ、重さ、疲労感、痛みなどの肩こりの症状を感じるようになります。
筋肉をスムーズに動かしたり、疲労を回復させるためには、筋肉の硬さを改善して血流を良くすることが必要です。
肩こりが起こってしまう原因とは
肩こりが起こりやすい原因には、私たちの体の構造の問題があります。
肩にある僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)と呼ばれる筋肉によって、腕や肩甲骨は支えられています。
さらに約4〜6kgの重さの頭を支えています。
重力にさからい姿勢も保っていることからも、肩の筋肉は緊張し、常に大きな負担となっているのです。
また、デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢を続けることでも、筋肉が縮こまって血流が悪くなり、肩こりの原因につながります。
肩こりの原因はさらに細かく分類される!
肩こりの原因はさまざまありますが、詳しく見ると筋肉疲労・筋力低下・関節可動域の低下・眼精疲労・ストレスなどに分類されます。
それぞれの症状から、どのような原因で肩こりがつながるのかをご紹介しますので、思い当たる部分がないかチェックしてみてくださいね!
筋肉疲労
デスクワークなどの長時間の同じ姿勢でいることや、動かさなさすぎによって筋肉疲労の症状を起こします。
血液の流れが良ければ、筋肉へ必要な酸素や栄養素が運ばれ、筋肉組織を修復し、疲労を軽減してくれます。
しかし血液の流れが悪いと疲労物質がたまり、筋肉疲労を起こして肩こりにつながるのです。
筋力低下や関節可動域の低下
加齢や運動不足により、筋力の低下や関節を動かす範囲(関節可動域)の低下が起こることも肩こりの原因になります。
また、長時間の同じ姿勢でいることで関節を動かすことが少なくなり、関節可動域の低下につながることでも肩こりになります。
眼の疲労
デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢でいることで、眼や筋肉が疲労することによっても肩こりが起こります。
同じ姿勢が続くことで眼輪筋が緊張し、血液やリンパの流れも悪くなります。
目の筋肉を酷使すると首や肩の筋肉も疲労し、肩こりにつながるのです。
ストレス
ストレスが生じ、自律神経のバランスが崩れて肩こりの症状を引き起こすことも。
特に女性は、生理や出産などホルモンバランスが変化するため、ホルモンバランスの乱れが自律神経へ悪い影響を及ぼすこともあります。
また、ストレスからくる胃の不調により、胃は左側にあるため左肩が上げにくくなり、肩こりにつながっていることもあります。
肩こりが治らない原因や長引く場合に考えられる病気とは?
肩こりが治らないと感じる人は、筋肉がこり固まり、血液の流れが悪い状態が続いていると考えられます。
このような痛みなどの症状を引き起こしている筋肉の硬さのことを「トリガーポイント」といい、慢性痛の原因として注目されています。
トリガーポイントは、触るとゴリゴリとしたしこりや硬さを感じます。
このトリガーポイントをほぐして改善するための方法については、次で詳しくご紹介しますね!
また、肩こりが長引く場合は、次のような他の病気が原因になっている場合もあるため注意しましょう。
五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎
肩関節の周りの組織が炎症すると起きる病気です。
肩の関節に痛みを感じるため、肩こりと誤解することがあります。
腱板断裂
腕の骨と肩甲骨とをつなぐ腱が切れることで、肩に痛みが発生します。
加齢によって切れるということもあります。
その他
心筋梗塞、狭心症、胆石などの臓器の病気によっても関連痛といって、頭や肩へ痛みを感じることがあります。
肩こりの原因を解消!姿勢やマッサージ、その他の対策もチェック
肩こりを解消するには、日常生活の姿勢を見直し、効果的なマッサージやストレッチなどの対策を行うことがおすすめです。
筋肉は骨と骨を支えているだけではなく、体を動かすために常に伸び縮みの動きを行なっています。
しかし、パソコンなどのデスクワークやスマホを操作していると、顔や首が前に出る、下を向くといった猫背のような姿勢を取りがち。
この姿勢は、鎖骨にある筋肉を縮ませて、肩こりにつながってしまいます。
正しい姿勢を意識する、マッサージやストレッチで筋肉を和らげる方法を取り入れることが大切です。
そのほかの改善方法とともに、詳しくご紹介していきましょう。
姿勢の改善
肩こり解消には姿勢を整えることが大事です。
肩甲骨と肩甲骨を広げる
肩甲骨も横に開くようなイメージで姿勢を作ってください。
必要以上に胸を張ると逆に肩甲骨同士がくっつぎ過ぎてしまいます。
肩の力を抜いて、肩甲骨を下に下げるようなイメージで行うと良いでしょう。
鎖骨を伸ばす
体は正面に向き、鎖骨と鎖骨を真横に伸ばすような姿勢を取ります。
鎖骨と鎖骨が伸ばされ、離れるような感覚です。
すると自然と背筋も伸びて姿勢を整えることができます。
このようにこまめに姿勢を直すように心がけることから始めるのがおすすめ。
肩こりを和らげるマッサージやストレッチ
肩の血流やリンパの流れを良くして、疲労物質を溜めないようにするためには、マッサージやストレッチも効果的です。
肩甲骨回し
肩甲骨を動かすことで、固まった筋肉をほぐすことができます。
背中をまっすぐに、顔は正面を向いた姿勢を作ります。
手を肩において、円を描くように肩を回してください。反対回しも忘れずに。
胸の前で両肘を合わせるように大きく回しましょう。
脇の下のマッサージ
脇の下にはリンパの流れがあります。
マッサージすることでリンパの流れが良くなり、肩こりを軽減してくれます。
脇の下を親指と他の4指で挟んで、揉むようにしましょう。
圧迫しすぎず、優しく行ってください。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)ストレッチ
耳の後ろから鎖骨にかけてある筋肉です。
ここをストレッチすることで首から肩にかけて血行を改善し、肩こりの解消にもつながります。
鎖骨の下の胸のあたりを両手で押さえます。
顎を天井に突き上げるイメージで持ち上げます。
その時に胸も一緒に上に上がらないように、手で押さえていてください。
顎を上に向けた状態のまま、右、左と首と動かしてください。
首の伸びを感じたら正解です。
睡眠の改善
睡眠時は、副交感神経が働くことで体をリラックスさせるので、疲労を回復させるためには大変重要です。
肩こりを改善するには、睡眠時間を確保することや睡眠時の姿勢も気にしてみましょう。
寝る時は、頭と背骨がまっすぐになるように枕の高さを調整をすることが大切。
寝た時にマットから体が離れている部分を作らないように、クッションやタオルを挟むようにしたり、抱き枕を使用することもおすすめです。
自身が眠りやすい環境を整えてみてください。
接骨院での改善
長年の積み重ねによってできた悪い姿勢は、常に気にしていないと元に戻ってしまいます。マッサージやストレッチを毎日できないということもありますよね。
そんな時、辛い肩こり解消のために接骨院へ行くのもおすすめです。
一般的な整骨院では、マッサージや骨格の歪み矯正などが行えます。
しかし、これは一時的な症状の改善は得られますが、痛みの原因が取り除かれるというものではありません。
平川接骨院の「トリガーポイントリセット整体」は、痛みの原因となる筋肉のしこりを見つけ出し、ピンポイントでこり固まった部分を解消します。
これによって元の筋肉へ戻ることで、肩こりが解消されるのです。
施術スタッフは国家試験を持ち、施術研修を行なっているため、毎回精度の高いカウンセリング・施術を受けることができます。
治らない肩こりにお悩みの方はぜひ「トリガーポイントリセット整体」を受けて根本から改善しましょう!
肩こりの改善は治らない原因を知ることが重要
肩こりは筋肉がこり固まり、血流が悪くなることで筋肉に必要な酸素や栄養素が運ばれず、痛みなどのつらい症状として現れます。
肩こりの原因として、私たちの体の構造によって肩への負担が大きいという点があります。
また、パソコンやスマホ操作、立ち仕事などで同じ姿勢を長時間続けることや運動不足なども影響しています。
肩こりが治らないと悩んでいる人には、どのような原因で肩こりが起こるのか理解しておくことが大切です。
それぞれの原因を参考にして、姿勢の改善、効果的なマッサージやストレッチ、睡眠の改善など、自分にあった解消方法を実践してみましょう。
大阪府高槻市の平川接骨院では、肩こりを根本から改善できる「トリガーポイントリセット整体」の施術を受けることができます。
電話、メール、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。
肩こりが治らないと悩みを抱えている方、「トリガーポイントリセット整体」を受けてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください!