症状に関する知識

2021.11.23

腱鞘炎とは?症状や原因をチェックして早めの治療を!

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

腱鞘炎による痛みに悩まれている人は多いのではないでしょうか。

 

腱鞘炎は、日常生活の中で手を使いすぎることによって起こります。

指や手首の痛みが起こると日常生活へ悪影響を及ぼすため、早めに腱鞘炎の症状を発見し、適切な治療を行うことが重要です。

 

また、自分自身の生活の行動を見直したり、ストレッチなどを取り入れることで腱鞘炎を予防することもできます。

 

今回は腱鞘炎の症状や原因、適切な治療方法や腱鞘炎を起こさないための予防方法について詳しくご紹介します。

腱鞘炎

 

 

腱鞘炎とはどんな病気?

腱と腱鞘は手を動かすために必要な筋肉と骨を結びつけている組織。

腱は骨と筋肉を結びつけるスジのようなもので、手首から指先へと伸びています。

腱鞘は指や手首の関節部分にあり、バンドのようにその腱を固定しています。

 

腱は腱鞘の間を滑るように動くことで、手の曲げ伸ばしをスムーズに動かすことができているのです。

 

しかし、腱鞘は手を使いすぎると腱鞘が厚くなり、腱と摩擦することで炎症を引き起こして腫れや痛みを伴う「腱鞘炎」となってしまうのです。

 

腱鞘炎は誰にでも起こりうる病気です。

 

しかし安静にしておくことで症状が軽減するため、治ったと勘違いしたり、しばらく様子を見ようと放置してしまう方も多くいます。

そうするとさらに症状を悪化させてしまうため、早めに症状を自覚することが大切です。

 

それでは、どのような原因によって起こるのかや、どんな症状が出るのかをさらに詳しく確認していきましょう。

 

 

腱鞘炎の症状や原因をチェック!

私たちは日常生活で当たり前のように手を使っています。

そのため、指や手首にこわばりや軽度の痛みを感じることは少なくないでしょう。

 

その症状が腱鞘炎によって生じている可能性もあるため、どのような症状があったら腱鞘炎のサインであるのか知っておくことが重要です。

 

腱鞘炎の主な原因は手首や指の使いすぎで、「ドケルバン病」と「ばね指」と呼ばれる病状が出ます。

また、女性であればホルモンバランスの乱れによっても起こります。

 

それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

 

ドケルバン病とは

親指を伸ばしたり広げたりする動作をしすぎることによって手首にある腱鞘が厚くなり、腱鞘と腱が擦れることで炎症を起こします。

 

手の甲に腫れや痛みが起こったり、親指を伸ばしたり広げたりする動作で手首に痛みを感じます。

 

このドゲルバン病と呼ばれる腱鞘炎は、スポーツや家事・仕事などで手や指をよく使うことや、スマホを長時間使用することでが親指を多く使いすぎてしまうことが原因になる場合が多いです。

 

症状のチェック方法としては、親指を他の指で握り、手をグーの状態で手首を小指側に曲げます。

これを行なって親指の付け根に痛みを感じた場合は、ドケルバン病の可能性があります。

 

ばね指とは

指の使いすぎによって指の関節にある腱鞘が厚くなり、腱鞘と腱が擦れることで腫れて起こる腱鞘炎を「ばね指」と言います。

 

スムーズに指の曲げ伸ばしができなくなり、手のひらの親指や人差し指、中指の付け根にも腫れや痛みを感じます。

 

ばね指が起こる原因として、デスクワークなどのパソコンの長時間の使用によって指の使いすぎがあります。

特にパソコン作業は、マウスクリックや文字の打ち込みを、長時間指や手首を同じ角度で行うことによって負担をかけてしまい、起こることが多いです。

 

また、文字を書く人、ピアノなどで長時間の演奏をする人、テニスなどグリップを握るスポーツを行う人も、指や手首を使うこと頻度が多かったり、力を入れることで腱鞘を酷使するため、ばね指を引き起こしやすくなります。

 

症状のチェック方法として、中指を手のひらにつけた状態で他の指を開こうとすると、指が開かなくなる状態であれば「ばね指」になっている可能性があります。

また、指を伸ばした時に、指関節が「カクン」と急にバネのように跳ねて指が伸びてしまうという特徴もあるため、確認してみましょう。

 

ホルモンバランスの乱れで起こる腱鞘炎とは

使いすぎなどの日常生活の動作だけでなく、女性であればホルモンバランスの乱れによっても起こります。

 

女性の場合は、妊娠、出産後、更年期障害によって女性ホルモンが不安定になりがち。

特に妊娠中は、リラキシンというホルモンが分泌され、全身の関節が緩みやすくなります。

そのため、手首などの関節への負担は大きくなり、腱鞘炎を引き起こす原因となるのです。

 

産後や更年期の女性も、エストロゲンが低下することで関節や腱の周りにある滑膜という組織が腫れやすくなります。

この組織が腫れることで、炎症が起こり、腱鞘炎の症状を引き起こしやすくなるのです。

 

 

腱鞘炎を治療する方法とは

腱鞘炎を治療する方法

すでに感じている腱鞘炎のこわばりや痛みといった症状を緩和するための方法や、治療方法についてご紹介します。

 

安静にする

腱鞘炎の症状を和らげるために、最も有効な方法は安静にすることです。

 

腱鞘炎は手の使いすぎによって起こるため、指や手首など痛みを感じている関節を休めることで、腱鞘と腱の摩擦を起こさないようにして症状を和らげることができます。

 

スマホやパソコンなどは作業に集中すると長時間使用してしまうことも多いでしょう。

そのため、作業時間を決めておいたり、毎回利き手を使いすぎないようにすることで手の負担をかけないようにすることも効果的です。

 

また、テーピングや固定器具を使用することで指を伸ばしたり、手首を固定することで安静な状態に保つ方法もあります。

ただし、固定のしすぎは関節を固くしたり、テーピングの方法が難しい場合もあるため、まずは手を使う時間を短くするように意識してみましょう。

 

薬を使用する

痛み止めの薬を使うことで、炎症を起こしている部位に薬が直接作用して炎症を沈めることが可能です。

腫れや強い痛みが出現した場合に症状を和らげる効果が期待できます。

 

常に手を休めることができないという人は、飲み薬だけでなく、鎮痛効果のある湿布やクリーム、ローションなどの薬もあるため、使い分けて使用すると良いでしょう。

 

病院や薬局でも手軽に購入することができるので、比較的簡単に痛みの症状を緩和することができます。

 

それでも症状に苦しんでいる人は、炎症を起こしている腱鞘へステロイド注射をすることで、痛みを和らげる治療方法もあります。

注射をすることで、2〜3週間以内に症状が改善しはじめ、3ヶ月から半年は効果が期待できると言われています。

 

手術をする

痛みに対して安静にしたり薬物療法を行っても、腱鞘炎の症状を繰り返すというケースはあります。

再発を繰り返す場合は、手術をすることで腱鞘の炎症を解消することができます。

 

局所麻酔を行い、炎症が起きている腱鞘を切開する手術です。

10〜20分程度で手術を終わらせることができるため、検討したい場合は病院へ相談してください。



接骨院や鍼灸治療院で治療する

手は体の中でも動かすことの多い部位であり、細かい作業をするために多くの筋肉が備わっています。

 

手の使いすぎにより指や手首の筋肉が伸縮することが大きな負担となり、筋膜の歪みや筋肉疲労によって腱鞘炎を引き起こします。

症状として、指や手首が固くなったという感覚も感じるでしょう。

 

一般的な接骨院での治療には、手技による筋膜の歪みの修正や電気治療があります。

 

平川接骨院では、固くなり痛みを起こしている筋肉を緩め、柔軟性を高めるトリガーポイントリセット整体を行っており、指や手首の動きがスムーズになります。

筋肉の奥深くまで電気刺激を与えるハイボルト治療は、筋肉の奥深くから出ている痛みの緩和に大変有効です。

 

筋肉の柔軟性を高めることは、セルフケアで行うには難しいです。

接骨院で痛みの原因となる筋肉を的確にほぐすことで、固さや痛みを軽減することができます。

 

安静は重要ですが、生活上難しかったり、手術や注射を行うことに迷いがある場合、筋肉の固さを感じる場合は、接骨院や鍼灸治療院での治療の検討もおすすめです。

 

 

普段からできる腱鞘炎の予防策も解説

手を使いすぎることによって引き起こる腱鞘炎は、誰でもなるリスクのある病気です。

そのため、普段の生活から予防する方法を行うことが大切です。

 

スマホやパソコン作業をやりすぎない

スマホやパソコンの作業は、意識しておかないと長時間作業をしてしまうことも少なくありません。

そのため、作業時間は1〜2時間程度で休憩を取り入れ、指や手を休ませるように心がけましょう。

 

ストレッチを行う

指や手首のストレッチを行うことで、関節のこり固まりを防ぎ、血行の流れを良くしてくれます。

 

以下のようなストレッチを行なってみましょう。

 

指のストレッチ

  1. 指を手の甲に向けて1本ずつ反らしてください
  2. これをゆっくり2〜3セット行います
  3. 反らしすぎないように無理なく行うようにしましょう

 

手首のストレッチ

  1. 片手を体の前に伸ばして指は上に向け、手のひらを開いてください
  2. 反対の手で、突き出した5本指を掴んで手の甲へ指を反らしてください
  3. 手首の伸びを感じながら、痛みが強くないように無理なく伸ばしてください
  4. 反対の手首も伸ばしてください

 

冷罨法(れいあんぽう・アイシング)を行う

指や手首の関節に軽い痛みや違和感を感じた時に、その部分を冷湿布氷などで冷やすようにする方法です。

冷やすことで腱鞘の炎症が進むのを抑えることができます。

 

 

腱鞘炎の症状を把握し、早めの対策を

腱鞘炎とは、指や手首の関節にある腱鞘が厚くなり、腱と擦れ合うことで炎症が起こって腫れや痛みが生じる病気のこと。

手の甲に腫れや痛みが起こったり、親指を伸ばしたり広げたりする動作で手首に痛みを感じる、スムーズに指の曲げ伸ばしができなくなるなどの症状が出ます。

 

腱鞘炎は手の使いすぎによって起こることが多いです。

スマホやパソコンの長時間の作業、執筆やピアノ、テニスなどのスポーツなどが挙げられます。

女性ホルモンの乱れが原因になることもあり、妊娠、出産後、更年期の方にも起こりやすいです。

 

早めに腱鞘炎の症状を把握し、安静にする、痛み止めなどの薬を使用する、接骨院や鍼灸治療院での施術を行うことで、症状を悪化させないことが大切です。

 

また、普段の生活から腱鞘炎を起こさないために手を使いすぎないように生活を見直したり、適度なストレッチや冷罨法(れいあんぽう・アイシング)を取り入れることで予防することができます。

 

腱鞘炎の症状に悩まない日常生活を送れるよう、対策や予防を積極的に取り入れていきましょう。

 

平川接骨院では確かな知識と技術の研修を行うことで、痛みの原因となる筋肉を正しく捉えて施術します。

それによって筋肉の柔軟性を高め、腱鞘炎による症状を改善することが可能です。

腱鞘炎の痛みでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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