整体に関する知識

2021.12.05

整体で冷え性を改善!その他の改善方法とともに解説

facebook

twitter

line

    

こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

特に寒いわけでもないのに、いつも手足が冷たいと悩んでいませんか?

もしくは、冷え性改善のために色々試しているけど、なかなか改善せず困っているという方もいるのではないでしょうか?

 

冷え性の改善方法には、さまざまなものがあります。

しかし、「整体」が冷え性改善に効果的であるというこはあまり知られていないかもしれません。

 

そこで今回は、整体を含めた冷え性の改善方法を解説します!

冷え性

 

 

まず冷え性の症状、原因からチェック!

そもそも、冷え性とはどういう状態なのでしょうか?

改善方法を知るために、まずは冷え性そのものについて知る必要があります。

ここでは、冷え性の症状や原因について具体的に解説します。

 

冷え性の主な症状

人間の体は通常、寒さを感じると体をふるえさせたり、血管を縮めたりします。

これは、体温をあげたり熱を外に逃さないようにする、体温調節のための反応です。

 

冷え性は、本来働くべき体温調節のための機能が何らかの原因で働かなくなってしまい、慢性的に体が温まりにくくなってしまった状態。

 

その症状には、次のようなものがあります。

 

【体の冷えに関する症状】

  • 寒くないときでも手足が冷たい状態になっていることが多い
  • 冷房ですぐに冷えてしまう
  • お風呂からに入ってもすぐに冷えてしまう
  • 重ね着をしても体が温まらない
  • 布団に入っても手足が冷たくて寝付けない

 

この中に当てはまるものが多いほど、冷え性の可能性は高いです。

 

また、冷えによって起こる不調もあるため、このような症状があれば体が冷えていないかチェックしてみましょう。

 

【冷えによって起こる体の不調症状】

  • 汗をかきにくい
  • なかなか痩せない
  • ぐっすり眠れない
  • 手足がむくんでいる
  • 肩こりや頭痛で悩んでいる
  • 低血圧ぎみである
  • お腹の調子をくずしやすい(便秘・下痢)
  • 女性の場合、生理不順や生理痛、PMSなどの症状がひどい

 

冷え性の原因

冷え性には多くの原因があると言われていますが、一体どのようなものがあるのでしょうか?

 

改善の方法を知るために、まずは原因を知ることが大切です。

冷え性の原因について一つひとつ、具体的に解説していくます。

 

自律神経の乱れ

最近は冷暖房が普及しているため、快適に過ごせるようになりましたが、一方で気温に対する感覚が鈍くなって自律神経が乱れやすなっているというデメリットも。

 

また、ストレスや不規則な生活も自律神経に悪影響を与えてしまいます。

体温の調節を行っている自律神経が乱れることで、調節機能がうまく働かず冷え性になってしまうのです。

 

皮膚の感覚の低下

寒さを感じる知覚神経は皮膚にあります。

きつめの下着やズボンなどで体が締め付けられると、血行が悪くなり皮膚の感覚が麻痺する恐れも。

感覚の麻痺・低下が起こると寒さを感じにくくなり、体温調節の機能がうまく働かなくなってしまうのです。

 

血行不良

さまざまな原因はありますが、特に貧血や低血圧、あるいは動脈硬化症など血管系の疾患があると、手足など体の末端への血行が悪くなってしまいます。

 

血液の働きの1つとして、体内で作られた熱を全身に伝える働きがあります。

手足への血のめぐりが悪くなるということは、体温がちゃんと保てなくなるということ。

すなわち、冷え性の原因となってしまうのです。

 

筋肉量・筋力の低下

筋肉の代謝量は人間の基礎代謝の22%を占めており、体内で熱を生み出すのに大きく関わっています。

男性より女性に冷え性の割合が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないためです。

そこに無理な食事制限などで筋肉量を減少させてしまうと、ますます冷え性を悪化させてしまうことに。

 

日頃から運動不足だという人も筋肉量が少ないため、冷え性になりやすいです。

 

ホルモンバランスの影響

女性ホルモンのバランスが崩れると、自律神経の乱れを引き起こし、冷え性になってしまうことがあります。

特に、更年期の女性に多く見られます。

 

食生活のバランス

普段の食生活も、冷え性と関係があります。

 

冷たい飲食物をとり過ぎると体を冷やしてしまいます。

偏った食事やダイエットでの無理な食事制限などで栄養のバランスが乱れることでも、血液がドロドロになり血行の悪化を招くことに。

その結果、冷え性となってしまうのです。

喫煙

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる働きを持ちます。

喫煙習慣があると頻繁に血管が収縮して血行が悪化し、さらに基礎代謝も低下させて、冷え性へとつながってしまうのです。

 

トリガーポイント

冷え性の原因として最近注目されているものに「トリガーポイント」があります。

 

トリガーポイントとは肩や腰などの痛みの原因となるポイントのことで、その多くは血行不良による筋肉のしこりです。

痛みがあると、体を動かすのがおっくうになってしまいがち。

この状態が続くと運動不足となってしまい、筋力や代謝が低下して冷え性になるという悪循環をまねく恐れがあります。



冷え性を放置してしまうと…

体の冷えが続くと、血行がさらに悪くなり血液もドロドロになっていきます。

そうなると体の隅々まで酸素や栄養が運ばれず、老廃物も回収されず蓄積されてしまうことに。

 

また、体温が低いと免疫力も大幅に低下することがわかっています。

冷え性は我慢せず、しっかりと向き合い改善させることが大切です。

 

 

整体も含めた冷え性の改善策は?

整体も含めた冷え性の改善策

放っておくとさまざまな病気を招く恐れのある冷え性。

少しでも症状を感じたら、早めに改善させることが大切です。

 

冷え性の改善策として一般的なものは、「運動」「食事」「入浴」などです。

 

しかし、これらの改善策を試したけどなかなか改善しないという方もいるかもしれません。

そういう場合には「整体」による治療が効果を発揮する可能性があります。

 

一般的な冷え性の改善策に加え、整体による冷え性の改善方法についても解説しますので、参考にしてみてくださいね。

 

適度な運動 

運動をすると自然に血行がよくなり、体が温まります。

さらに、運動することで筋肉量が増えると基礎代謝が上がるので、冷え性改善の効果も期待できます。

 

普段から運動不足だという人は、息が切れない程度のウォーキングから始めると良いでしょう。

 

ストレッチをして筋肉を伸び縮みさせていると血行が良くなるので、運動と一緒に行うことをオススメします。

 

生活習慣の改善

冷え性の改善を図るために、普段の生活習慣を見直すことも大切です。

 

食生活の面では、体を温める食べ物(ネギ・しょうが・唐辛子・ハーブなど)や温かいものを積極的にとることを心がけましょう。

 

また、タンパク質は消化・吸収の時に体が発散するエネルギーが多いため、食べると体が温まりやすくなります。

 

逆に気をつけなければいけないのは、冷たいものや糖分を多く含むもの。

特に清涼飲料水は、冷たくて甘いものがほとんどなので要注意。

体を冷やしすぎないために、冷たいものはなるべく控えめにしましょう。

 

睡眠の質も、自律神経のバランスに関係しています。

不規則な生活や睡眠不足が続くと、自律神経が乱れて交感神経が優位になってしまいます。

交感神経は血管を縮めるように働くため、血行不良となり冷え性につながる可能性が。

規則正しい生活を心がけ、しっかり睡眠をとることも冷え性改善のために重要です。

 

体を温める

冷え性改善のために、体を温めることも大切です。

シャワーではなく、38~40℃くらいのぬるめのお湯で入浴するのが効果的。

ゆっくりお湯に浸かることで血管がひろがり、血行が改善します。

 

また、足を温めることも忘れずに。

足は心臓から最も遠いところにあるため、体の中でも特に血行が悪くなりやすい部分です。

足湯に浸かったり、指を動かせる5本指ソックスを履くと血行改善の効果を期待できます。

 

冷え性の早めの改善なら整体もおすすめ!

ここまで、一般的な冷え性の改善策をいくつか紹介してきました。

 

これらは全て、日常生活の中に取り入れやすいもの。

その一方で、効果が得られるまでに長い時間がかかるというデメリットもあります。

 

そこで紹介したいのが、整体による治療です。

整体による治療は、症状の根本となる原因を突き止めるところから始まり、早期に改善することが可能です。

 

多くの接骨院や整体院で行われる冷え性の治療は、背骨や骨盤の矯正です。

背骨や骨盤は自律神経が通る場所で、ここが歪むことで自律神経は乱れてしまいます。

歪みを整えることで自律神経も整い体温調整機能が改善する、という考えにも続いた治療法です。

 

そのほか、冷え性の原因が内臓の疲労にあることに着目し、自律神経を整えた後に内臓機能を回復させるための腹部背術が行われることも多いです。

 

ちなみに、平川接骨院では トリガーポイントに着目した独自の治療法を行っています。

「トリガーポイントリセット整体」は、筋肉のしこり(トリガーポイント)を見つけ出し、指圧でしこりをほぐす方法。

筋肉のしこりを解消することで血行の改善が得られるので、冷え性にも効果的です。

 

しこりが体の奥にあり手で届かない場合は、筋肉の奥深くまで電気刺激を与える「ハイボルト施術」という治療も行なっています。

 

 

冷え性には整体も活用し、早めの改善を!

冷え性は、自律神経の乱れや血行不良によって体温調整が上手にできなくなった状態。

放っておくとますます血行が悪くなり、さまざまな病気を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

「寒くないのに手足が冷たい」「重ね着をしても温まらない」など、少しでも冷え性の症状が現れたら早めに改善させることが大切です。

 

冷え性の改善策は「運動」「食事」「入浴」などが一般的ですが、「整体」による治療も有効です!

症状の根本となる原因を突き止めるところから始まるため、しっかりと改善していくことが可能です。

 

大阪府高槻市の平川接骨院では、「トリガーポイントリセット整体」による冷え性の治療を行っています。

電話・メール・LINEから簡単にお問合せやご予約が可能です。

なかなか改善しない冷え性にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

facebook

twitter

line