こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
「手足が冷えてなかなか寝付けない」
「気温が低いわけでもないのに冷えを感じる」
「体が冷えて肩こりがひどくなった」
など、体の冷えに悩んではいませんか?
そんな方にぜひオススメなのが「温活」です。
ただ、「温活」という言葉を初めて聞いて、どんなものなのか気になっている方もいらっしゃいますよね。
今回は「温活」と何か、また、温活の具体的な方法についてお話ししていきたいと思います!
目次
温活とは?冷え解消にはどんなメリットがある?
「冷え」とは、血液の流れが悪いために毛細血管まで温かい血がめぐらず、手足や内臓が冷えている状態のこと。
それによって体のどこかが冷たかったり、季節によらず寒さを感じたりすることを言います。
特に女性の体は「筋肉が少なく脂肪の量が多い」「腹部の血流を妨げる内臓(子宮や卵巣)を持つ」「生理時に血液が減る」などの理由から血行が悪くなりやすく、男性より「冷え」を感じる方が多いです。
そんな「冷え」にお悩みの方に、ぜひ取り入れてもらいたいのが「温活」です。
「温活」とは、基礎体温を健康的な温度まで上げるために、体を温める行為を指します。
「温活」をすると血流が良くなるため、次のようなメリットがあります。
- 免疫力が高まる
- 基礎代謝が上がって、むくみや肌荒れなどが改善
- 肩こりや頭痛が軽くなる
免疫機能が正常に働くためには、平熱36.5℃以上が理想。
さらにそこから体温を1℃上げると、免疫力は最大5~6倍、基礎代謝は13%もアップすると言われています。
病気にかかりにくくなることはもちろん、代謝アップで内臓の働きが高まり、むくみや肌荒れ、疲労感、生理不順などの症状が改善するのです。
消費カロリーが増えるため、ダイエットの効果も高まりますよ!
また、筋肉に溜まった疲労物質が取り除かれるため、肩こりや頭痛も解消されやすくなります。
温活をすると血行が改善されるため、健康的な体を手に入れることができるのです。
冷えの原因である血行不良に陥ってしまう理由は「血行不良の改善方法6つをご紹介!血流が悪くなる原因や症状も解説」で解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください!
温活に効果的な習慣とは?簡単に取り入れられる方法4つをご紹介!
温活とは何かわかったところで、温活の具体的な方法を全部で4つご紹介します。
簡単なものばかりなので、うまく生活に取り入れて冷え知らずな体を目指しましょう!
暖かい格好をする
まずは保温性のある服を選んだり、重ね着したりして、体を冷やさないようにすることが大切です。
特に太い血管が通る首元、二の腕、ひざ裏、足首を冷やさないように気をつけてください。
靴下、腹巻、マフラー、ストール、アームウォーマー、レッグウォーマーといった防寒アイテムも活用していきましょう。
湯船に浸かる
温活に適したお湯の温度は、38~40℃です。
42℃以上にしてしまうと血管が収縮して血行が悪くなるため、注意してください。
そのまま浸かってもいいですが、入浴剤を入れるとさらに血のめぐりが良くなって、効率的に体を温められますよ。
マッサージやツボ押しをする
マッサージは血行をよくして、体を温めることにつながります。
下半身の冷えを感じている方には、ふくらはぎのマッサージがおすすめです。
足首からひざに向かって、ふくらはぎをもんでいきます。
合わせて、足の指先にある「気端(きたん)」、土踏まずのやや上、足の指を曲げると凹む場所にある「湧泉(ゆうせん)」というツボを押すといいですよ。
肩こりにお悩みの場合は、わきの下の筋肉をもみほぐすといいでしょう。
リンパの流れや血行が良くなって改善するほか、体も温まります。
このほか、肩こりに有効なツボとしては、親指と人差し指の付け根あたりにある「合谷(ごうこく)」、首の後ろ側で骨が出ている部分の真下にある「大椎(だいつい)」があります。
運動をする
筋肉は、熱を生み出す機能と血液を押し流すポンプ機能を持っています。
代謝を上げて体温アップにつなげるためには、運動をして筋肉を増やすことが大事です。
屋外ならウォーキングやジョギング、屋内なら筋トレやヨガなどが取り入れやすいでしょう。
階段を使う、なるべく徒歩で移動するなどの方法でもかまわないので、まずは普段の活動量を増やすといいですよ。
温活に効果的な食べ物・飲み物とは?
食べ物や飲み物で体の内側から温めることも、温活になります。
先ほどご紹介した4つの方法と合わせて実践してみてくださいね。
温活に効果のある食べ物
温活に効果的な食べ物は、「エネルギー源になる食材」「筋肉のもととなる食材」「体を温める食材」の3つです。
エネルギー源となる主食の量が少ないと、体が消費するエネルギーを抑えようとして、体温低下につながります。
また、筋肉のもととなるタンパク質が不足していると、筋肉量を維持できません。
先ほどお話しした通り、筋肉は体温を生み出す役割を担っているため、筋肉量の維持は大切です。
この2つを基本に、体を温める作用を持った食材をバランス良く取り入れて、体温アップを図ります。
それぞれの具体的な食材は以下の通りです。
- エネルギー源になる食材(炭水化物):ごはん、パン、麺類、いも類
- 筋肉のもととなる食材(タンパク質):肉、魚、大豆、卵、乳製品
このほか、体を温める食材も積極的に摂りましょう。
【体を温める食材】
かぼちゃ、にんじん、ニラ、唐辛子、生姜、にんにく、たまねぎ、ごぼう、れんこん、山芋、大根、豆類、納豆、キムチ、黒糖など
体を温める食材を見分けるポイントとしては、「色が濃い」「冬に旬を迎える」「寒い地域で採れる」「土の中で育つ」「発酵食品」の5つです。
今挙げた食材は、加熱するとさらに体を温める効果を期待できます。
調理でとろみをつけて保温効果を持たせるのもおすすめです。
温活に効果のある飲み物
体を温める飲み物としておすすめなのが、次の6つです。
もちろん、アイスではなくホットがおすすめです。
- 白湯
- 生姜湯
- シナモンティー
- 発酵茶(紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶)
- カフェインレスのお茶(ルイボスティー、麦茶など)
- 甘酒
常温の水ではなく白湯を飲むことで、内臓を温めることができます。
ここに生姜やシナモンを加えると、さらに効果的です。
生姜には、加熱によってできる温め成分「ショウガオール」が含まれます。
一方、シナモンには血行を促進する成分が含まれているんです。
温かい飲み物と言えばお茶ですが、茶葉を発酵させたものや、カフェインを含まないものの方が体を温めるのには効果的。
発酵茶の場合、発酵によってできた酵素が代謝を高めて体温アップにつながります。
ただし、発酵茶に含まれるカフェインには、内臓を冷やす効果があります。
気になる人は、カフェインレスのお茶を選ぶといいでしょう。
また、甘酒はビタミンB群が豊富なため、代謝を上げる効果がありますよ!
温活にはストレッチや整体も効果的!
温活としてストレッチをしたり、整体を受けたりするのも効果的です。
運動不足や、長い時間同じ姿勢だと、筋肉が硬くなって血行が悪くなってしまいます。
ストレッチや整体は、硬くなった筋肉を動かすことで血流がよくなるため、体温アップにつながるのです。
例えば、手足に冷えを感じている時は、手または足の指でグー・チョキ・パーをつくるストレッチをするといいですよ。
動きはできるだけ大きく、ゆっくりと行うのがポイントです。
入浴中や就寝前でも簡単にできるので、ぜひお試しくださいね。
また、冷えによって肩こりや頭痛が生じている方には、接骨院などで整体を受けることをおすすめします。
冷えの根本的な原因である筋肉のこわばりを解消できるからです。
整体にはマッサージや姿勢矯正、カイロプラクティック(主に背骨の歪みを治す施術)、あん摩といった様々な施術法がありますが、筋肉のこわばりを解消したいなら平川接骨院独自の「トリガーポイントリセット整体」が効果的です!
徹底したカウンセリングでこわばりの位置を洗い出し、的確なマッサージを施すことで、硬くなった筋肉をもとの柔らかい状態に戻します。
症状がツライ方は、ぜひお問い合わせください。
温活を効果的に!生活習慣や食事、整体で冷え知らずな体へ
血液のめぐりが悪いことで生じる冷えは、「温活」で対策しましょう!
温活をすると、免疫力がアップして、むくみや肌荒れ、肩こりや頭痛といった様々な不調が改善されます。
取り組みやすい習慣として、「暖かい格好をする」「湯船に浸かる」「マッサージをする」「運動をする」の4つをご紹介しました。
また、体を温める食べ物や飲み物を選んで、体の内側からアプローチしていくこともできます。
温活にはストレッチや整体も効果的。
特に整体は、冷えの根本的な解消につながるため、おすすめですよ。
様々な温活を試して、冷え知らずな体を手に入れてくださいね!
大阪府高槻市の平川接骨院では、冷えによる肩こりや頭痛も解消できる「トリガーポイントリセット整体」を行っています。
電話、メール、LINEから簡単にお問い合わせ・予約ができるので、ぜひお気軽にお問い合わせください!