症状に関する知識

2022.04.01

股関節の痛みの原因は?考えられる病気や治し方をチェック!

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

無理な体勢を長い時間続けていたり、運動などで変な場所に力が入ってしまったりすることで、股関節を痛めてしまった経験はありませんか?

 

一時的なものであれば放っておいても治ることが多いですが、慢性的に股関節が痛いという場合には、病気が隠れている可能性も。

気づかないうちに病気が進行していた、なんてことも考えられるため、注意が必要です。

 

そこで今回は、股関節が痛む原因や考えられる病気などについて解説します。

股関節の痛みを治療する方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

股関節の痛みが起きる原因や起こりやすい病気

「股関節」は、脚の付け根にあり、骨盤と大腿骨を連結している関節のことです。

前後左右に自由に動かすことができ、日常的に体重を支えることはもちろん、歩いたり座ったりする動きをサポートしてくれます。

 

股関節は動きの自由度が高く、正座やしゃがむ姿勢などの複雑な姿勢を可能にしていますが、その分常に大きな負荷がかかる関節でもあるのです。

そのため加齢によって負荷が大きくなり、関節が変形することで、日常生活に支障をきたすほど痛みが出てくる場合もあります。

 

股関節の痛みの原因は筋肉の可能性も

股関節の痛みを訴える方は「変形性股関節症」と診断されるケースが多いです。

しかし、実は股関節の痛みの原因が関節ではなく筋肉にある場合も。

 

そのため、「股関節が痛い」と病院に行ってレントゲンを撮影しても、異常がないと医師に診断されることも少なくありません。

 

筋肉が原因で股関節が痛い場合、「中殿筋」と呼ばれる筋肉が原因のことが多いです。

中殿筋は股関節の外側に付いている筋肉で、体重を支える役割があるため、日常的に使われています。

 

中殿筋が使われ続けることによってトリガーポイントが発生し、痛みやしびれなどの症状が引き起こされます。

 

放置していると慢性的な痛みとなってしまうため、違和感を感じたら早めに接骨院や整体で診てもらうことが重要です。

 

 

股関節に痛みがある場合に考えられる病気とは

前述でも解説したように、股関節に痛みが生じた場合に考えられる病気として最も多いのは「変形性股関節症」です。

 

変形性股関節症の症状や原因

「変形性股関節症」の症状として多いのは、足の付け根の痛みや違和感です。

特に立ち上がる瞬間や歩き始めたときに脚の付け根に痛みを感じることが多く、おしりや太もも、ひざに痛みやこわばりが発生することもあります。

 

自分でも気づかないうちに左右に揺れながら歩いている、というのも変形性股関節症の症状の1つです。

家族や友人に歩き方について指摘されたら、一度受診することをおすすめします。

 

「変形性股関節症」は、40〜50歳代の女性に多い病気ですが、寛骨臼形成不全(先天性の骨盤の発育不全)の方が年齢を重ねることで発症するケースが多いとされています。

ほかにも肥満や重労働、スポーツなどによる外傷も要因となることがあります。

 

しかし、寛骨臼形成不全の方が全員変形性股関節症を発症するわけではありませんし、持病がなくても負荷が積み重なり発症することも十分に考えられます。

 

股関節の痛みでその他に考えられる病気

変形性股関節症以外にも、股関節の痛みによって考えられる病気はあります。

 

リウマチ性股関節症

両手や両足の関節に痛みや腫れを感じる「関節リウマチ」から始まり、その後方や足、ひざ、股関節にも広がってさまざまな関節に痛みや腫れが発生する病気です。

股関節の痛みとあわせて、疲れやすかったり熱が出たりする症状がある場合は、リウマチ性股関節症が考えられます。

 

男性より女性、特に30代から50代に発症することが多く、免疫の異常や遺伝的な体質、感染症、ケガ、喫煙歴、歯周病、ストレスなどさまざまな要因で発症します。

 

大腿骨頚部骨折、大腿骨頭壊死症

「大腿骨頚部骨折」は、転んだことなどをきっかけに大腿骨頚部を骨折することです。

骨折そのものは手術などで治すことは可能ですが、大腿骨頚部骨折が原因で大腿骨頭の血流が悪くなり、「大腿骨頭壊死症」が発症するケースにも注意しなければなりません。

 

一度壊死してしまうともとに戻ることは難しく、股関節の痛みにつながり、ひどい場合には歩くことが困難になってしまうことも考えられます。

 

 

股関節の痛みがある場合の治療タイミングや治療方法

慢性的に股関節に痛みを感じたり生活に支障が出てきたりして、「この痛みを取り除きたい」と感じたら、治療を検討しましょう。

先ほども解説したように、最悪の場合だと歩行が困難になることも考えられるので、加齢のせいにして痛みを放置してはいけません。

 

股関節に関する病気でもっとも多い「変形性股関節症」の場合、早期に発見されれば手術を行わない保存治療も十分に可能です。

 

ただし、股関節が歪んでしまっている場合は保存治療ではよくならない場合もあり、その際は手術が必要になることもあります。

 

整体・接骨院で改善される場合も

股関節の痛みは、早期の発見や筋肉が原因となっている場合、整体や接骨院で改善されることも多いです。

 

筋肉が原因の場合は、整体師の手技や鍼によって患部の血流を改善させ、内側から緊張やこわばりを緩和することで改善します。

 

平川接骨院での股関節の痛みの改善方法

平川接骨院では、股関節の異痛みで来院していただいたお客様に対して、まず感じている症状を詳しく問診し、症状の原因をしっかりと究明することから始めます。

 

股関節の慢性的な痛みは、筋肉のトリガーポイントによるものも多いため、触れたり動かしたりしながらしっかりと原因を探ります。

 

原因が筋肉からだと判明したら、患部の血流を改善させ、内側から緊張やこわばりを緩和させていきます。

直接の原因になっている筋肉への手技治療はもちろん、トリガーポイントに対しての鍼治療、それ以外にも機器を用いたハイボルト治療を組み合わせて、症状の改善を目指します。

 

 

股関節の痛みの原因は病気かも?放置せずに早めの受診を

年齢を重ねるにつれて股関節に違和感や痛みを感じる方も多くいます。

 

股関節の痛みは、「変形性股関節症」をはじめとするさまざまな病気が原因かも。

早めに受診することで手術をしない治療法も検討できるため、「歳だから仕方がない」と放置せずに、早めに受診することをおすすめします。

 

また、股関節の痛みの原因は、関節そのものではなく筋肉によるものの場合も多いです。

その場合は整体や接骨院での改善も十分に見込めます。

 

股関節が痛むけど原因がわからない、病院に行くほどでもないけどどうしよう、とお悩みの方は、我慢せずに大阪府高槻市の平川接骨院にご相談ください!

治療はもちろん、生活習慣のアドバイスまで、経験豊富な柔道整復師が総合的にサポートいたします。

電話、メール、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができますので、辛い痛みがとれないと悩みを抱えている方、「トリガーポイントリセット整体」を受けてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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