症状に関する知識

2022.03.04

手足のしびれの原因は?病気の可能性や治療方法も確認

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

正座をしたり長い時間同じ体勢でいると手足がしびれてしまうことはよくありますよね。

しかし、慢性的に手足がしびれていると感じた場合は病気が潜んでいる可能性もありますので、注意が必要です。

 

そこで今回は手足のしびれの原因や考えられる病気、すぐに病院に行ったほうが良いケースを解説します。

手足のしびれを治療する方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

手首のしびれ

 

 

手足のしびれの主な原因は?考えられる病気も確認

手足がしびれる原因としては、姿勢や血流の悪さのほか、糖尿病や脳卒中などの病気、さまざまなものが考えられます。

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

 

姿勢や血流が悪い

長い時間正座をしていたり、猫背など悪い姿勢が続くことで血流が悪くなり、しびれが起こることがあります。

一時的なものも多いですが、​​末梢血管の血流の悪さが続くと、閉塞性動脈硬化症やバージャー病という病気が隠れている可能性もあります。

 

糖尿病

糖尿病が進行していたり、きちんと治療していないと手や足がしびれることがあります。

末梢神経への影響が原因で、両足・両手、左右対称に症状が現れるのが特徴です。

 

脳卒中などの脳の病気

体の片側にしびれが現れると、脳卒中や脳出血、脳梗塞など脳の病気の可能性があります。

手足のしびれだけでなく、麻痺(まひ)やろれつが回らないなどの症状が現れるのが特徴です。

 

脊髄(せきずい)や神経根の障害

脊髄損傷、頸椎(けいつい)症、脊髄腫瘍など、脊髄や神経根に病気がある場合も手足にしびれが起こります。

電気が流れるような激しい痛みやしびれが起こると、これらの病気が考えられます。

 

手根管症候群

手の指に集中してしびれがある場合は「手根管症候群」の可能性も考えられます。

上で挙げたような症状がないこと、小指以外の手指にしびれが起こること、妊娠・出産期・更年期の女性に症状が出やすいことが特徴的です。

 

女性ホルモンのバランスの乱れが原因ではないかと言われていますが、はっきりとした原因は解明されていません。

その他の原因としては手のケガやスポーツなどでの手の使いすぎなども考えられています。

 

 

手足のしびれで病院に行く目安や症状の伝え方

手足のしびれに加えて麻痺やろれつが回らない、吐き気がする、視界が鮮明でなくなるなどの症状が現れたら、迷わずに救急車を呼びましょう。

 

手足のしびれでもっとも危険なのは、脳卒中などの脳の病気です。

症状が出てからどれだけ早く治療するかが、今後の回復を左右する鍵となります。

 

脳卒中のような緊急を要しないと考えられるしびれの場合でも、病院に行ったら医師にしびれの症状を的確に伝えることが大切です。

 

具体的には以下のようなポイントをチェックしてください。

  • しびれがある部位
  • いつ頃からしびれを感じているか
  • 痛みやしびれ以外に症状があるか
  • しびれの状態(常にしびれる、途切れる、ひどくなっているなど)
  • 痛みやしびれの強さ(電流が流れた感じ、鈍い鈍い痛みが続く感じなど)
  • 温めたり冷やしたりするとしびれや痛みはどう変化するか

 

また、左右対称なのか非対称なのか、手足の中でも指先だけに起こるのか、特徴がある場合は必ず伝えましょう。

 

上に挙げたしびれや痛みの症状のほか、診療の際には、現在かかっている病気や以前かかったことがある病気・ケガ、服用している薬についても確実に伝えるようにしましょう。

 

 

手足のしびれを治療する方法とは

鍼治療

手足のしびれを治療する方法はいくつかありますので、それぞれ解説します。

 

病院での治療方法

病院に行った場合は、しびれの原因を治す治療と、しびれの症状を和らげる治療を並行して行うことになります。

病気の種類によっては手術が必要な場合もありますが、主に薬を処方されての治療となることが多いです。

 

市販薬で症状を抑える

手足のしびれは、痛み止めやビタミン薬などの市販薬でも一時的に症状を和らげる効果があります。

しかし一時的に症状を抑えることができても原因となっている病気は治らないどころか知らない間に進行してしまう可能性もあります。

症状が長引くときにはあまり市販薬に頼りすぎず、病院で受診するようにしてください。

 

整体・鍼でも改善できる

姿勢や血流の悪さが原因となっているしびれの場合は、整体や鍼で改善することもあります。


長時間同じ体勢でいたり同じ動作をずっと続けていたりすると、筋肉に栄養や酸素が足りなくなり、しびれを起こすことがあります。早くその状態を解消してほしいという筋肉からの信号です。

 

筋肉が原因のしびれは、整体師の手技や鍼によって患部の血流を改善させ、内側から緊張やこわばりを緩和することで改善します。

 

鍼での改善方法は「手足のしびれは鍼で改善可能!原因や治療方法を詳しくご紹介」でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。

 

平川接骨院での手足のしびれの改善方法

平川接骨院では、手足のしびれで来院していただいたお客様に対して、まず感じている症状を詳しく問診し、症状の原因をしっかりと究明することから始めます。

 

原因が判明したら、患部の血流を改善させ、内側から緊張やこわばりを緩和させていきます。

直接の原因になっている筋肉への手技治療はもちろん、トリガーポイント(しびれを起こして硬くなった筋肉)に対しての鍼治療、それ以外にも機器を用いたハイボルト治療を組み合わせて、症状の改善を目指します。

 

 

手足のしびれは病気が隠れているサインかも?鍼での治療も検討しよう

正座など長い時間同じ体勢でいたりすることでも起こる手足の「しびれ」。

慢性的に続いたり激しい痛みを伴ったりする場合は大きな病気が隠れている可能性もあります。

 

特に手足のしびれと一緒に麻痺やろれつが回らない、吐き気がするなどの症状が起きた場合は重大な脳の病気の可能性もあるので、迷わず救急車を呼ぶようにしてください。

 

筋肉が原因で手足にしびれが起きている場合は、整体や鍼での治療で改善することもよくあります。

 

手足がしびれるけど原因がわからない、病院に行くほどでもないけどどうしよう、とお悩みの方は、我慢せずに大阪府高槻市の平川接骨院にご相談ください!

治療はもちろん、生活習慣のアドバイスまで、経験豊富な柔道整復師が総合的にサポートいたします。

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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