こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
お尻から腿(もも)の裏側、ふくらはぎにかけて生じる痛みやしびれは「坐骨神経痛」と呼ばれます。
ズキズキとうずくような痛みとジンジンと響くしびれが特徴です。
坐骨神経痛に悩む人は、この痛みやしびれにより、長時間立ったり座ったり歩いたりすることが難しくなってしまいます。
快適な日常生活を送るには、痛みやしびれを取り除き、再発しにくくしてあげることが大切です。
そこで今回は、坐骨神経痛の症状と整体での改善方法について解説していきます。
当院の痛みやしびれに対するアプローチ方法についてもご紹介しているので、ぜひ体調改善の参考にしてくださいね。
目次
まず「坐骨神経痛」とは?その症状や原因から確認!
坐骨神経痛という言葉は聞いたことがあっても「具体的にどんな症状なのか知らない」という方も多いかもしれませんね。
まずは症状や原因など、坐骨神経痛とはどんなものなのか詳しくご説明していきましょう。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、実は病名ではありません。
お尻から腿(もも)の裏側、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出る症状を「坐骨神経痛」と呼びます。
頭痛や腹痛と同じように、病名ではなく痛みの症状を指すのですね。
坐骨神経とは末梢神経のひとつで、以下のような役割を果たしています。
◆坐骨神経の役割
- 運動神経(脳からの指令を伝え体を動かす)
- 知覚神経(痛みや温度など、感覚を中枢神経に伝える)
坐骨神経は、お尻のあたりから脚へ向かい、途中で派生して足の指先まで繋がっています。
下肢の先まで通る長い神経なので、坐骨神経に問題が生じて坐骨神経痛が発生すると、その痛みはピンポイントではなく、お尻から足にかけて出てくることが多いのです。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛の代表的な症状は、お尻から下肢にかけての痛みとしびれです。
この痛みやしびれは、片足に現れることも、両足に現れることもあれば、体の一部だけに症状が出ることや下肢全体に症状が出ることもあります。
場合によってはお尻から下肢にかけての麻痺や張り、排尿障害等が起こる場合もあります。
この痛みやしびれの症状は、長時間立ったり座ったり歩いたりする時に辛くなりやすいのが特徴。
腰を逸らせたり屈んだりといった動きでも強くなることが多いため、坐骨神経痛が起こると、日常生活での動きに支障をきたす恐れがあります。
坐骨神経痛の原因
では、坐骨神経痛はなぜ起こるのでしょうか。
坐骨神経痛にはさまざまな原因がありますが、その主要なものとしては以下の2つが考えられます。
①筋肉が原因の場合
坐骨神経痛は、筋肉の強ばりによる関連痛として引き起こされている可能性があります。
坐骨神経は、骨盤から下肢へ伸びる部分で、梨状筋(りじょうきん)という筋肉の中を通ります。
この梨状筋は正常な場合、柔らかく柔軟な筋肉です。
しかし、普段から強い負担がかかっていると、梨状筋はこわばって硬くなってしまいます。
この硬くなった梨状筋が坐骨神経を刺激することで、坐骨神経痛が起こるのです。
このような症状の場合、梨状筋症候群と診断されることもあります。
また、梨状筋だけでなく、お尻周りの筋肉の強ばりや衰えも、坐骨神経痛を引き起こす可能性が。
お尻の筋肉が強ばったり衰えてたりしていると、坐骨神経の保護や血流促進が十分に行えないため痛みが起きてしまうのです。
②腰椎疾患が原因の場合
坐骨神経痛の原因とされる代表的な腰椎疾患は、「腰部脊柱管狭窄症」と「腰椎椎間板ヘルニア」でしょう。
どちらも腰痛を主な症状とする病気ですが、下肢に痛みやしびれが出ることも少なくはありません。
加齢によって脊柱管が狭くなることで神経が圧迫される「腰部脊柱管狭窄症」の場合、腰を後ろに反らしたり捻ったりすると、痛みが強くなります。
また、損傷した椎間板が神経を圧迫する「腰椎椎間板ヘルニア」の場合では、前かがみになったときに痛みが強く出ることが多いようです。
坐骨神経痛の病院での治療
坐骨神経痛を病院で治療する場合は、問診や検査で、まず坐骨神経痛の原因を突き止める必要があります。
治療は、痛みやしびれを緩和する対症療法がメインとなるでしょう。
具体的には、痛み止めの薬や注射、けん引、コルセット、ストレッチ、体操等。
これらの保存的療法によって、痛みやしびれを取りながら、様子を見ていくことになります。
坐骨神経痛については「坐骨神経痛とは?症状から原因、治療法、予防法まで詳しく解説!」でも詳しくご紹介しています。
坐骨神経痛は整体で改善できる!その効果や施術方法とは
坐骨神経痛の痛みやしびれは、整体で改善することが可能です。
ここからは、整体の坐骨神経痛に対する効果や施術方法について見ていきましょう。
整体で坐骨神経痛はどう改善できる?
前章でご紹介した通り、坐骨神経痛の一因は、筋肉が強ばって硬くなってしまうことにあります。
筋肉が硬くなる原因には、血行不良や骨格の歪み、筋肉への過度な負担等がありますが、整体ではこれらの原因にアプローチすることが可能です。
そもそも、血行不良や骨格の歪み、筋肉への過度な負担はなぜ起こるのでしょうか。
それは、日常的な姿勢の悪さや体の使い方の間違い、体の機能低下から起こると考えられます。
裏を返せば、日常的な姿勢の悪さや体の使い方の間違いを正し、体の機能低下を改善することで、坐骨神経痛を起こしにくい体を作ることができるのです。
整体院や整骨院の中には、その時の痛みやしびれを緩和するために、マッサージや電気治療だけを行うところもあります。
しかし当院平川接骨院では、ただ手技で痛みやしびれを緩和するだけではなく、姿勢や動作などの総合的な指導も行うことで、坐骨神経痛の根本的原因の改善を目指します。
坐骨神経痛の改善には「トリガーポイントリセット整体」がおすすめ!
当院では、坐骨神経痛や繰り返す腰痛など、辛い体の痛みにお悩みの方に対し「トリガーポイントリセット整体」を施術しています。
「トリガーポイントリセット整体」は、商標登録された当院独自の施術法。
痛みを引き起こす「トリガーポイント」に対し、アプローチを行う方法です。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントとは、痛みやしびれの引き金となっている筋肉の硬さのこと。
長時間同じ姿勢をとっていたり逆に激しく動きすぎたりしていると、血流不足によって酸素や栄養素が十分に行き渡らず、筋肉は強ばり、硬くなってしまいます。
硬くなった筋肉は、やがて体に痛みやしびれを引き起こします。
このトリガーポイントが厄介なのは「トリガーポイントが原因となり、痛みやしびれを他の場所に引き起こす」点です。
いわゆる関連痛ですね。
トリガーポイント以外の場所に痛みやしびれが出るので、病院では原因を突き止めにくく、長年症状に苦しむことになってしまうのです。
トリガーポイントについては詳しくは「トリガーポイントとは?その意味や生じる原因、施術方法を解説!」もご参考ください。
「トリガーポイントリセット整体」とは
当院のトリガーポイントリセット整体では、トリガーポイントを重点的に施術するのが特徴です。
専門知識と問診・触診によってトリガーポイントを的確に突き止め、血行不良を改善するための手技を行います。
それに加えて行うのが、体の使い方や食生活の指導。
トリガーポイントを発生させないよう、日常的な行動を指導することで、「痛みが出にくい体づくり」を目指します。
ただその時の痛みを和らげるだけの対症療法と異なり、根本原因を改善できるのが当院のトリガーポイントリセット整体です!
自分で坐骨神経痛の痛みを和らげる方法もチェック
辛い坐骨神経痛を自分で和らげるのに効果的な方法を挙げてみましょう。
- ストレッチ、体操
- 正しい姿勢を心がける
- 栄養バランスの取れた食事
- 適度な運動
- 禁煙
ストレッチや体操は、筋肉の強ばりをゆるめ、血行を促進するのに有効です。
また、姿勢の崩れは血行不良や骨格の歪みを引き起こし、筋肉や神経に負担を与えてしまうので、正しい姿勢を意識しましょう。
さらに、食事面と運動面で規則正しい生活をすれば、筋肉の過剰な衰えや太り過ぎによる下半身への負担による坐骨神経痛を予防することができます。
煙草は血流を悪化させてしまうので、禁煙した方が良いでしょう。
健康的な生活こそが、坐骨神経痛の緩和には効果的なのです。
坐骨神経痛は、整体でのアプローチと生活習慣の見直しで改善!
坐骨神経痛は、お尻から足先まで伸びる坐骨神経に問題が生じることで発生する痛みやしびれの症状のことです。
その原因はさまざまですが、筋肉の強ばりや衰え、腰椎疾患等をもとに発症することが多いと言われています。
坐骨神経痛の病院での治療は、対症療法が中心です。
大阪府高槻市の平川接骨院では、独自療法「トリガーポイントリセット整体」により、痛みを引き起こすトリガーポイントへのアプローチを集中的に行うことで「痛みの出にくい体」を目指すことができます。
辛い坐骨神経痛にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
電話、メール、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができますよ。