接骨院に関する知識

2022.01.16

ハイボルト治療とは?その方法や効果を詳しく解説!

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

接骨院や整骨院で行われる治療の1つ、ハイボルト治療。

ハイボルト治療は、高い電圧を利用して筋肉の奥深くを刺激して痛みを改善させることが可能といわれています。

 

しかし、電気を使う治療なので「強い痛みを伴わないか心配」という方も多いかと思います。

どんな症状に効果があるのか、本当に効くのかという点も気になるところですよね。

 

そこで今回は、ハイボルト治療の方法や効果を詳しく解説します!

ハイボルト治療

 

 

ハイボルト治療とは?まずは方法から解説

そもそも、ハイボルト治療とは一体どのようなものなのでしょうか?

まずは、治療の方法について解説します。

 

ハイボルト治療とは

ハイボルト治療とは高圧の電気刺激を利用した治療法で、正式名称は「High Voltage Pulsed Curreny Therapy(高電圧パルス療法:HPCT)」。

筋肉の奥深くまで電気刺激を与えることで、関節や筋肉の痛みの緩和や血行促進、関節の可動域改善を目的に行われます。

 

肩こり・腰痛・変形性膝関節症などによる慢性的な痛みや、寝違え・捻挫・ぎっくり腰などの急性的な症状への対応が可能。

プロスポーツの現場でも活用されているほど、高い治療効果が証明されています。

 

治療には、専用の治療機器「ハイボルト治療器」が用いられます。

ハイボルト治療器にはコンプレッサーが搭載されており、圧縮した空気を利用して圧力波を作り出します。

この圧力波を痛みのあるところにピンポイントで当て、末梢神経を刺激。

刺激された神経が一時的に麻痺することで、痛みの原因が取り除かれるという仕組みです。

 

一般的な電気治療器は皮膚の抵抗を受けるため、身体の深い部分まで電気刺激を与えることができません。

 

しかし、ハイボルト治療器は「ツインピーク波」という特殊な電気の波形によって皮膚抵抗を低くすることが可能です。

皮膚抵抗150Vを超える高圧の電気で、筋肉の奥深くを刺激することができます。

 

また、治療で流れる電気は人が痛みを感じにくい周波数となっているため、安心して治療を受けることができるでしょう。

 

平川接骨院のハイボルト治療

平川接骨院では、トリガーポイントに着目した様々な治療を行っています。

今回紹介しているハイボルト治療もその1つ。

 

トリガーポイントとは、痛みの引き金となる筋肉のしこりのことで、筋肉への血流不足や酸素不足によって生じます。

病院に通っていてもなかなか改善しないような腰痛・肩こり・足のしびれなどは、トリガーポイントが原因であることが多いのです。

 

トリガーポイントに対する治療として、基本的には指圧でしこりをほぐす「トリガーポイントリセット整体」を行っています。

 

しかし、トリガーポイントは指では届かない身体の奥深い部分にできることも。

そのような場合の治療法の1つとして、ハイボルト治療が選択されます。

 

事前の問診や検査を通してトリガーポイントのある場所を正確に特定するので、より効果的なハイボルト治療を行うことが可能です。

また、施術に関わるスタッフ全員がハイボルト治療の技術向上の研修を受けており、治療機器の取り扱いにも細心の注意を払っていますので、安心して治療を受けることができます。

 

 

ハイボルト治療の効果も詳しくチェック!

ハイボルト治療には、実際にどのような効果があるのかも気になるところでしょう。

治療によって得られる効果には、次のようなものがあります。

 

痛みを和らげる

ハイボルト治療では、2つの作用によって痛みを和らげることが可能です。

 

1つ目の効果は「ゲートコントロール作用」

 

痛みは、痛覚を感知する神経が興奮して脳に伝わることで発生します。

ハイボルト治療器から発生した圧力波は神経を麻痺させるので、痛覚が遮断され痛みが和らぐのです。

これをゲートコントロール作用と言います。

 

2つ目の効果は「筋ポンプ作用」

 

筋肉には、動かせば動かすほど血行が促進されるという性質があります。

筋肉の血流が不足すると酸素や栄養素が十分に届けられず、トリガーポイントができてしまいます。

ハイボルト治療で電気的な刺激を加えると、トリガーポイント部分の筋肉を動かすことができ、筋肉の血行が促進されて改善につながります。

これが、筋ポンプ作用です。

 

筋肉の緊張をほぐす

ハイボルト治療器が作り出す圧力波には、運動神経を抑制し筋肉の緊張をほぐす効果もあります。

筋肉をほぐし柔軟性が取り戻されると、筋肉の中で起きていた炎症がおさまって腫れやむくみが解消されます。

その結果、ケガや肉離れの治りが早くなり、後遺症も最小限に抑えられるのです。

関節可動域改善のための施術も可能になり、手首・足首・股関節などの関節の痛み、首や肩のコリなども改善されます。

 

軟部組織を修復する

筋肉・筋膜・靭帯・腱など、レントゲンやMRIでは確認できない軟部組織の修復がハイボルト治療では可能です。

ハイボルト治療器から出る高い電圧は、細胞の中にあるミトコンドリアを活性化させます。

ミトコンドリアが活性化すると細胞の活動が活発となり、損傷した組織がどんどん修復されていくのです。

 

自律神経の調整

ハイボルト治療は、乱れた自律神経を整えることも可能です。

自律神経には、緊張時やストレスを感じているときに活発になる交感神経と、眠っている時やリラックスしているときに働く副交感神経があります。

 

ハイボルト治療の電気刺激には、神経の興奮を抑える作用があります。

 

脊椎にある自律神経を司る部分に刺激を加えることで、乱れた自律神経の興奮を抑えてバランスを整えることができるのです。

 

痛みの原因を特定する

ハイボルト治療器を利用して、痛みの原因を特定することも可能です。

 

筋肉などの軟部組織はレントゲンなどの画像診断では確認できないため、病院では原因不明とされてしまうことがほとんど。

 

ハイボルト治療器を使うと、電気刺激に対する反応によってどこを痛めているのかを特定することが可能です。

痛めたところを正確に把握できるため、適切な施術ができ早期回復も期待できます。

 

 

ハイボルト治療は痛みの改善に効果的!治療による痛みもないので安心!

ハイボルト治療は、高い電圧と圧力波を利用して、体の奥深くにある痛みの原因を改善させる治療法。

画像診断では見つけられないような痛みの原因へアプローチできるので、適切な施術による早期回復も期待できます。

 

皮膚をほとんど刺激しない周波数で治療が行われるので、安心して治療を受けることが可能ですよ。

 

大阪府高槻市の平川接骨院のハイボルト治療は、問診や検査でトリガーポイントを正確に把握した上で行なっています。

慢性的な肩こり・腰痛・膝の痛み・足のしびれなどはトリガーポイントが原因である可能性があるので、ハイボルト治療もオススメです!

電話、メール、LINEから簡単にお問い合わせ・予約ができるので、ハイボルト治療に興味のある方やなかなか改善しない痛みでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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