こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
頭痛や肩こり、腰痛がなかなか治らず、長年悩んではいませんか?
「痛いのに病院でレントゲンやMRIを撮っても骨や神経に異常がない」「痛み止めや湿布では症状が改善しない」のは、「トリガーポイント」が原因だからかもしれません。
トリガーポイントとは、レントゲンなどには写らない、筋肉にできる頑固なこりのこと。
そのため、痛み止めや湿布では症状を一時的に緩和させることはできても、根本的に治すことはできないのです。
症状を根本から改善したいなら、トリガーポイントに特化した治療を受ける必要があります。
治療法にはいくつか種類がありますが、中でも効果的と言われているのが「鍼治療」です。
今回は、トリガーポイントとは何か、トリガーポイント解消に鍼治療が効果的な理由、鍼以外でトリガーポイントを治療する方法の3つについて、解説していきます!
目次
そもそもトリガーポイントとは何?原因やできやすい箇所をチェック
トリガーポイントとは、筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)がこわばってできるしこりのことで、痛みの起因となっている場所です。
長年続くような痛みやしびれ、こりなどの症状は、多くがトリガーポイントに起因しています。
トリガーポイントができる主な原因は「血行不良」か「同じ筋肉の使いすぎ」です。
血行不良は長時間同じ姿勢でいるなど、筋肉が収縮した状態が続くと起こります。
筋肉に必要な酸素や栄養が行き渡らず、疲労物質や痛みを生じさせる物質がたまるため、痛みやしびれが出るとともに、筋肉が硬くなってトリガーポイントとなるのです。
一方、同じ動作や負荷の大きい作業を繰り返すと、筋肉が傷ついて炎症を起こします。
炎症によって筋膜がよじれたり、ゆがんでくっついたりしても、トリガーポイントはできるのです。
できた時点では痛みませんが、冷え・うっ血・ストレス・過労・睡眠不足などのきっかけでトリガーポイントが活性化されると、痛みやしびれを感じるようになります。
トリガーポイントは筋肉や筋膜なら、全身どこにでもできてしまうため、厄介です。
特に日常生活で動かすことの多い、筋肉と骨がくっついている部分にできやすいと言われています。
また、腱(けん)・骨膜(骨を覆い、骨と他の組織をつなぐ膜)・靱帯(じんたい)・関節包(関節を包む袋状の筋)といった神経が通る場所も、トリガーポイントのできやすい箇所です。
さらに、トリガーポイントは「関連痛」を引き起こします。
関連痛とは、トリガーポイントとは異なる部位に生じる痛みやしびれです。
例えば、首にあるトリガーポイントによって頭痛が、お尻にあるトリガーポイントによって脚の痛みが引き起こされることがあります。
そのため、病院へ行っても痛みの原因がわからなかったり、骨や神経が原因とされる別の病気と診断されてしまったりするのです。
しかし、痛みを和らげるだけの対症療法や、間違った対処では、いつまでも症状は改善しません。
これからご紹介する治療法を取り扱う専門機関を探してみるといいでしょう。
鍼はトリガーポイント解消にどう効果的?他のトリガーポイント療法は?
トリガーポイントの治療法は、一般的に「トリガーポイント療法」と呼ばれます。
一口に「トリガーポイント療法」といっても施術方法は様々で、鍼灸院で行われている鍼治療もこのうちの一つです。
鍼治療では、トリガーポイントやトリガーポイントのある筋肉に鍼を打ち、刺激を与えます。
刺激を与えると、筋肉の緊張が解けるとともに、異物である鍼から体を守るために、自己免疫機能が活発になって、血流が良くなるのです。
しこりがほぐれて血流が良くなると疲労物質も流されるため、トリガーポイント解消につながります。
このように、鍼を使った施術は体の深部にある筋肉や筋膜のしこり(トリガーポイント)に直接働きかけることができるため、トリガーポイント解消に有効なのです。
平川接骨院でも鍼を使った「トリガーポイント鍼治療」を行っています。
髪の毛ほどの太さの鍼を使うため痛みは最小限ですし、鍼灸師の先生が付き添ってくれるため、初めて鍼治療を受ける方でも安心ですよ。
そうは言っても、今まで鍼治療を受けたことのない方は、鍼に対して怖さがあるかもしれません。
そんな方のために、鍼以外の施術方法もご紹介します。
トリガーポイント注射
触診で見つけ出したトリガーポイントに、局所麻酔や炎症を押さえる薬を打つ治療法です。
麻酔で一時的に痛みを取り除くことで、痛みによって無意識に生じた筋肉の緊張を解くことができます。
こわばった筋肉を一度元に戻すことで血行が改善し、痛みの原因物質が流されるため、症状の緩和につながるのです。
また、注射針を刺すことで、筋膜にできたしこりを物理的にほぐせるとも言われています。
ほぐすといっても、多くの医療機関では採血用より細い針を使用するため、痛みの心配はそれほどありません。
整形外科やペインクリニックなどで取り扱われており、保険が適用されます。
ただ、一回の注射の効果は数時間しか続かず、症状改善のためには、かかりつけの医療機関へ通って、何回か打ってもらうのが一般的です。
回数を重ねるうちに、トリガーポイントによる痛みが出なくなると言われています。
認知行動療法
痛みの原因が筋肉や筋膜のしこりであることを認識し、トリガーポイント発生につながる行動を減らしていく治療法です。
整形外科や接骨院(整骨院)で行われています。
例えば、体を動かさないことによる血行不良が原因なら、こまめなストレッチや体操を生活に取り入れることが有効です。
「骨や神経が原因だから患部を動かさない方がいい」「痛くて動かすのが怖い」と思い込んで、体を動かすのを避けてはいけません。
筋肉を動かさないと余計に血行が悪くなり、さらなる症状悪化を招くおそれがあります。
反対に動かしすぎが原因なら、同じ筋肉ばかり使わないように筋肉の使い方を変えるのが有効です。
他の施術で痛みやしこりを取り除いても、今までと変わらない生活を続けていては、再びトリガーポイントができてしまいます。
トリガーポイントの解消や再発防止のために、発生の原因となった行動を見直しましょう。
トリガーポイントリセット整体
「鍼による治療は怖いけど、トリガーポイントを根本的に取り除きたい」という方におすすめなのが「トリガーポイントリセット整体」です。
1976年創業の平川接骨院が独自に編み出した施術で、指圧によってトリガーポイントをほぐしていきます。
整体というと、骨や関節をバキバキと動かして痛いイメージがあるかもしれません。
しかし「トリガーポイントリセット整体」は違います。
問診や触診で見つけ出したトリガーポイントに、正確な指圧を施すことで、血行を良くしていくのです。
しこりをほぐすとともに、血行の改善によって、痛みの原因物質が流されるため、痛みやしびれの解消につながります。
先ほどご紹介した「トリガーポイント鍼治療」と合わせて施術を受けるのもおすすめですよ。
トリガーポイントに鍼は有効!鍼が怖いなら「トリガーポイントリセット整体」もおすすめ
トリガーポイントとは、筋肉や筋膜にできるしこりで、慢性的な痛みやしびれを引き起こします。
血行不良や筋肉の使いすぎによる炎症が発生の原因です。
できた時は痛みを感じませんが、冷えやストレスなどによってトリガーポイントが活性化されると、痛むようになります。
トリガーポイントができやすいのは、日常生活で繰り返し使っている筋肉と骨の付着部です。
トリガーポイントの施術には、鍼治療、トリガーポイント注射、認知行動療法など、いくつか種類があります。
中でも鍼治療はトリガーポイントへ直接アプローチするため、症状改善に効果的です。
いきなり鍼では怖いという方には、指圧でトリガーポイントをほぐしていく「トリガーポイントリセット整体」がおすすめですよ。
大阪府高槻市の平川接骨院では、効果的なトリガーポイント療法として「トリガーポイント鍼治療」や「トリガーポイントリセット整体」を行っています。
電話、メール、LINEから簡単にお問い合わせ・予約ができるので、ぜひお気軽にお問い合わせください!