鍼に関する知識

2022.04.30

鍼で脊柱管狭窄症は改善できる!症状や治療方法をチェック

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

歩行時に足腰に痛みやしびれを感じるものの、痛みがずっと続くわけではなく少し休むと楽になる…そんな症状が表れたら、原因は「脊柱管狭窄症」かもしれません。

 

「歳だから仕方がない」「最近疲れているせいかも」と、脊柱管狭窄症に気付かず放置してしまうと、いずれ我慢できないほどの痛みが出てくる場合も。

 

そこで今回は、脊柱管狭窄症の症状や原因について解説。

どんな人が脊柱管狭窄症になりやすいかや、鍼治療による症状の改善方法を紹介します。

 

 

脊柱管狭窄症とは?どんな人がなりやすい?

「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」とは、背骨の中心部分に位置する「脊柱管」が、何らかの原因により狭くなってしまう疾患です。

 

脊柱管が狭くなると、血流が悪くなることで周辺の神経が栄養を受けられなくなり、腰痛や手足のしびれを引き起こします。

 

多くの場合は加齢が原因で、50代以降の方の発症が多いとされています。

 

下記のような症状が出たら、脊柱管狭窄症を疑いましょう。

 

<脊柱管狭窄症の症状>

  • 腰痛
  • 足の痛み・しびれ
  • 歩行時や立ち姿勢に症状が現れ、しゃがんで休むと症状が落ち着く(これを「間欠性跛行」という)

 

脊柱管狭窄症になりやすい人の特徴

前述のとおり、脊柱管狭窄症の原因として多いのは加齢によるものです。

 

しかし、すべての患者様の原因が加齢というわけではありません。

発育過程や交通事故による外傷などが原因で脊柱管狭窄症が引き起こされる可能性も十分に考えられます。

 

また、姿勢の悪さが原因となることもあります。

同じ体勢を長時間続けたり、筋肉が衰えたりすることで背中や腰の筋肉に負荷がかかり、血行不良につながります。

 

特に、反り腰の人は注意が必要です。

腰が反った状態が続くと、腰の筋肉への負荷や緊張が大きくなり、骨の形がだんだんと変形してきます。

そのことが原因で、脊柱管が狭くなる恐れがあるのです。

 

脊柱管狭窄症の詳しい症状や原因は、「脊柱管狭窄症とはどんな病気?症状や原因を知って早めの治療を!」でも解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

脊柱管狭窄症は鍼で改善可能!その治療方法とは

脊柱管狭窄症の疑いで病院(整形外科)を受診すると、まずはコルセットでの治療、血流改善や痛み止めの薬を用いた改善から始めるケースが多いです。

 

これらの治療でも症状が良くならなかったり、悪化したりした場合は、手術による治療を行うこともあります。

 

脊柱管狭窄症は鍼でも改善が可能

先ほども紹介しましたが、脊柱管狭窄症は背骨周辺の血流が悪くなることで発症します。

血流の悪さが原因の場合、鍼灸治療による改善も十分に見込めます。

 

鍼灸施術によって背中や腰の筋肉の緊張を和らげ、血行改善を促すことが可能です。

 

平川接骨院の脊柱管狭窄症の治療法

平川接骨院では、脊柱管狭窄症の原因は背中や腰の筋肉に起因すると考えています。

 

脊柱管狭窄症の場合、中殿筋や小殿筋、ハムストリングス、腓腹筋など姿勢を維持する筋肉にトリガーポイントが発生していることが多いです。

※トリガーポイント:筋肉の血流不足・酸欠状態によって痛みの原因となっている箇所

 

当院に来院していただいたら、まずはトリガーポイントとなっている筋肉を突き止めるところからスタートします。

そして原因となっている筋肉に対し、鍼治療や手技治療を用いて治療を行い、症状の改善を目指します。

 

 

脊柱管狭窄症を予防する方法も知っておこう

脊柱管狭窄症は、普段の姿勢に気をつけることで予防することができます。

また、背骨に過度な負担をかけないようにすることも大切です。

 

脊柱管狭窄症を予防するには、次の点に注意しましょう。

  • 姿勢:デスクワーク時など、正しい姿勢を心がける
  • 運動:日常的に適度な運動を行う
  • 食事:標準体型を保つよう、正しい食生活や生活習慣を意識する
  • 動作:物を拾うときや重いものを持ち上げる際には膝を使ってしゃがむ

 

また、すでに軽い症状が現れている場合は、無理に歩こうとせず、杖や自転車を使うなどして身体に過度な負担がかからないようにしてください。

 

 

脊柱管狭窄症は鍼で改善が可能!普段から姿勢に気をつけよう

歩行時に足腰に痛みやしびれを感じる、しゃがんで休むと楽になるという場合、もしかすると原因は「脊柱管狭窄症」かもしれません。

 

脊柱管狭窄症は、加齢や筋肉の衰えが原因で脊髄のある「脊柱管」が狭くなり、腰や足に痛みやしびれを引き起こす疾患です。

また、日頃から反り腰になってしまっているという方が発症するケースも多いです。

 

背中や腰の筋肉に負担がかかっていることが原因で脊柱管狭窄症を発症している際は、鍼灸施術による改善も可能です。

 

脊柱管狭窄症は、放置すると痛みが慢性化したり歩けないほどの激痛につながったりする恐れもあります。

腰痛や足のしびれが気になる場合は、早めに病院や接骨院を受診するようにしましょう。

 

そこまで症状は重くないけど何だか不安…という方も、お気軽に大阪府高槻市の平川接骨院にご相談ください!

治療はもちろん、生活習慣のアドバイスまで、経験豊富な柔道整復師が総合的にサポートいたします。

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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