こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。
膝の曲げ伸ばしをすると痛い、正座ができない、歩きはじめに痛みを感じるなど、膝に痛みをもたらす「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」。
加齢により軟骨がすり減り、関節の間が狭くなることで起こる症状ですが「骨の異常のような気がするが、鍼(はり)で改善できるのだろうか。」と疑問に思われている方は多いのではないでしょうか。
答えは「効果がある」です。
では、なぜ変形性膝関節症に鍼が効果があるのかや、治療方法の例についてお話していきます。
目次
変形性膝関節症に対する鍼の効果は?
変形性膝関節症とは、加齢により膝関節の軟骨がすり減り、膝の痛みや変形を生じさせる疾患のことです。
膝に強い痛みが出るため、以下のような状態になりやすいです。
- 歩行時に膝がまっすぐ伸ばせない
- 正座ができない
- 歩行が不自由になるとさらに体の巡りが悪くなり、膝や足首がむくむ
変形性膝関節症の名の通り、膝関節の変形が起こる疾患ですが、痛みの原因は骨ではありません。
実は、膝の痛みの原因は、関節で骨を支える筋肉にあります。
変形性膝関節症では、骨が変形し、身体の重心に「ブレ」が生じます。
そのブレを支えるために、膝関節の周りの筋肉は通常よりも強い負荷が加えられ、痛みが生じてしまうのです。
高齢者に症状が出やすいのも、筋肉が衰えてブレを支えきれないからです。
症状が進むと膝の周辺の筋肉が凝り固まってしまい、膝の可動域が狭くなることで、さらに膝が動かしにくい状態になります。
鍼ではこの「筋肉」にアプローチができるため、変形性膝関節症にも鍼は効果があるのです。
変形性膝関節症を鍼で改善する施術方法とは
一般的な施術としては、鍼や鍼灸でお灸を使い、「局所治療」と「全身治療」を行っていきます。
局所治療
痛みを軽減するため、痛みの原因となっている膝周囲のツボを鍼治療します。
膝周りの筋肉の緊張を緩めることで、膝関節の可動域を広げて、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできるようにしていきます。
炎症が起きていたり、血液がたまり腫れている腫脹(しゅちょう)ができていたりする場合は、患部からやや離れたツボを使います。
全身治療
膝の機能を回復させることを目的に行う治療です。
膝だけでなく、腰の緊張や体のバランスが崩れていることが原因で変形性膝関節症が発症しているケースもあります。
そこで、マッサージ治療などで全身のバランスを整えながら鍼治療を併用し、回復しやすい体にしていきます。
平川接骨院の変形性膝関節症の治療法は?
平川接骨院では、変形性膝関節症の痛みの原因、つまり「筋肉」にアプローチしていく治療を行います。
変形性膝関節症で多くみられる症状が、膝の内側の痛みです。
膝の内側の痛みの原因は「内側広筋(ないそくこうきん)」という、膝の内側についている筋肉のトリガーポイントという「しこり」であるケースが多いです。
そのため、平川接骨院ではそのトリガーポイントを治療していきます。
具体的な治療の流れとしては、第一にトリガーポイント(筋肉のしこり)の発見。
その後、筋肉の緊張を緩めて痛みをとる目的で、筋肉内に血流を促す手技治療や筋肉の奥深くを緩めることのできる鍼治療、ハイボルト治療などをしていきます。
また、平川接骨院では痛みが再発しないようにするということも大切だと考えています。
そこで再発予防として、筋肉トレーニングやストレッチなどの筋肉強化のための取り組みもあわせて行っていきます。
変形性膝関節症についてさらに詳しく知りたいという方は「変形性膝関節症とは?その症状や原因、改善・治療方法を学ぼう!」もぜひご覧ください。
鍼は変形性膝関節症に効果あり!筋力強化もしよう
変形性膝関節症は、加齢により膝関節の軟骨がすり減り、足の曲げ伸ばしの際に強い痛みが生じる疾患のことです。
膝の変形は認められるものの、痛みの原因は骨ではなく、実は骨を支える筋肉に過剰な負荷がかかっていることが挙げられます。
骨の変形により体のバランスが崩れて膝にブレが生じ、周りの筋肉が支えきれない状態に。症状が進むとさらに筋肉を凝り固まらせてしまうという悪循環に陥ります。
痛みの原因は骨ではなく筋肉なので、筋肉に直接アプローチできる鍼治療は効果的なのです。
大阪府高槻市の平川接骨院では、変形性膝関節症を改善するための「トリガーポイントリセット整体」の施術を受けることができます。
筋肉のコリを緩めて痛みの原因を取り除き、あわせて痛みが再発しないように根本的な原因の治療もしていきます。
電話、メール、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができますので、辛い痛みがとれないと悩みを抱えている方、「トリガーポイントリセット整体」を受けてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください!