鍼に関する知識

2022.01.07

鍼は肩こりに効果大!その理由や他の改善方法も詳しく解説

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こんにちは!大阪府高槻市「平川接骨院」柔道整復師の林です。

 

「肩こりがなかなか解消しない」

「デスクワークで、気がつくといつも肩がこっている」

「マッサージを受けたけど、すぐにぶり返してしまう」

 

など、多くの方が肩こりにお悩みのはず。

 

なかなか良くならない肩こりには、鍼治療がおすすめです。

 

ここでは、肩こり改善に有効な鍼治療について、効果や利用頻度、治療の流れなどを解説していきます!

あわせて、鍼以外の肩こり改善方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

鍼 肩こり

 

 

鍼が肩こりに効果的な理由とは?鍼の良い影響を解説!

 

そもそも肩こりが生じるのは、肩周辺の筋肉が血行不良となるからです。

その原因として考えられるのが次の4つです。

  • 姿勢の悪さや筋肉の使いすぎによる筋肉疲労(スマホの使用、デスクワーク、ハイヒールの着用など)
  • 運動不足や加齢による筋力低下
  • 筋肉の損傷
  • ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れ

 

ただし、低・高血圧、肩関節周囲炎(四十肩や五十肩)、腱板断裂、糖尿病、心臓病、胆のうの病気、がんなど、他の病気によって肩こりが引き起こされているケースもあります。

 

鍼で治療できるのは、血行不良が原因で生じる肩こりです。

ここでは、血行不良による肩こりに対して鍼が有効な理由、利用頻度の目安、肩こり改善以外の鍼の効果について、解説していきます。

 

なぜ鍼は肩こり改善に効果的?効果が出るには何回利用すればいいの?

鍼には血行を良くする効果があり、これによって筋肉の緊張がほぐれ、不快感や痛みの原因物質が取り除かれます。

さらに鍼は、マッサージでは届かない、体の深部にある筋肉まで刺激できるため、肩こり改善に効果的なのです。

 

鍼で患部を刺激すると、免疫反応や鍼で傷ついた部分を修復しようとする生体反応が働き、鍼を打った場所や全身の血流が良くなります。

 

すると、こりの生じている筋肉に血液が集まり、筋肉を柔らかくするのに必要な酸素や栄養素が供給されるため、筋肉の緊張がほぐれるのです。

 

さらに、血液によって疲労物質や発痛物質が押し流され、不快感や痛みも解消します。

 

しかし、この効果が現れるのには少し時間がかかるといわれており、肩こりの場合、はじめは週3~4回の頻度で治療していくのが一般的です。

症状が良くなってきたら、週1回くらいを目安にメンテナンスとして利用すると再発防止につながるでしょう。

 

ただし、症状や生活スタイルは人によって違うため、適切な利用頻度は担当の鍼灸師と相談してくださいね。

 

肩こり以外に鍼にはこんな良い効果が!

肩こりの改善だけでなく、鍼には次の3つのうれしい効果があるといわれています!

  • 美肌効果
  • リラックス効果
  • 体質改善効果

 

鍼を打つと刺激に体が反応して、血行やリンパの流れが良くなったり、自律神経を調節するホルモンが分泌されたりします。

 

結果として、新陳代謝が活発化し、自律神経のバランスも整うため、美肌効果やリラックス効果が期待できるのです。

 

さらに、自然治癒力や免疫機能の向上も期待でき、病気をしにくい健康的な身体へ体質を改善することにもつながります。

 

 

肩こりに鍼は効果的!治療の流れや内容とは?

鍼治療では、次の流れで治療を行っていきます。

 

①問診:症状、生活習慣、体質、既往歴などを詳しく伺い、痛みの原因を把握して適切な治療方針を立てていきます。

 

②触診:体の状態をチェックします。施術する箇所を決めるため、気になる点があればこの時にご相談ください。

 

③施術:こっている肩の筋肉と、問診・触診で突き止めた原因や症状に対応するツボへ鍼を打っていきます。人によって違いはありますが、よく見られるのは、肩に加えてお腹や脚に鍼を打っていくケースです。

 

ここまでは一般的な鍼灸院での治療方法をご紹介しましたが、平川接骨院で行っている「トリガーポイント鍼治療」は少し違います。

鍼治療の前に、必ず「トリガーポイントリセット整体」を行うため、肩こり改善にさらに効果的です。

 

「トリガーポイントリセット整体」とは平川接骨院独自の指圧メニュー。

事前にこの施術を行うことで、より正確にこりの位置を捉えられます。

 

平川接骨院グループへ来院される方の約80%が利用している「トリガーポイント鍼治療」。

気になる方はぜひお試しください!

 

 

鍼以外で肩こりを改善する方法もチェックして再発予防!

肩こり解消

肩こりを鍼で解消したら、適切なアフターケアで再発を予防することが大切です。

 

姿勢や運動不足など、肩こりを引き起こした生活習慣を改めるとともに、これからご紹介する2つの改善方法で、こまめに肩こりを解消していきましょう。

 

ツボ押し

肩にこりやだるさを感じたら、次の5つのツボを押してみましょう。

 

肩こりに有効なツボ

ツボの位置

天柱(てんちゅう)

首の骨の外側にあるくぼみ、後頭部の髪の生え際あたりにある

肩井(けんせい)

うつむいた時に首の付け根で出っ張る骨と、肩の端を結んだ線の中点にある

肩外兪(けんがいゆ)

肩甲骨内側の上端あたりにあるくぼみ

手三里(てさんり)

ひじを曲げた時にできる、腕の外側にあるシワから手の方向に指3本分離れたところ

合谷(ごうこく)

手の甲で、親指と人差し指の骨がぶつかるところから、人差し指の方へ少しずれたところにあるくぼみ

 

ツボ押しやり方は、次の通りです。

  • 押す強さ・・・「イタ気持ちいい」くらい
  • 押す回数・・・1回約6秒×3セット
  • 押すタイミング・・・深呼吸をして、口から息を吐くタイミングで押す

 

あまり強く押しすぎると「もみ返し」が起こって痛みを発します。

やりすぎないように注意してください。

 

肩甲骨はがし

肩こり改善には「肩甲骨はがし」もおすすめです。

平川接骨院ではトリガーポイントの除去後に肩甲骨はがしをおこないます。

 

「肩甲骨はがし」とは、肩甲骨まわりの筋肉を動かしたり、伸ばしたりして、肩の可動性を高めていく施術メニュー。

体の深部にある筋肉までしっかり動くようにすることで、筋肉へ負荷がかかりにくくなり、肩こりの解消や再発防止につながります。

 

痛そうな名前をしていますが、施術を受けていただいた方には「非常に気持ちいい」とご好評ですよ。

また、可動性をキープできるよう、施術後にセルフケアの方法もお教えしています。

 

肩こりを徹底的に改善したい方は、ぜひご利用ください!

 

 

鍼には肩こり改善以外の効果も!アフターケアで効果を持続

 

主に血行不良が原因で生じる肩こり。

首こりの治療には、深部にある筋肉にもアプローチし、血行改善できる鍼治療が効果的です。

 

はじめのうちは週3~4回くらいの頻度で利用し、症状が良くなったら週1回ほど通ってメンテナンスすると再発を予防できるでしょう。

 

ちなみに、こりの解消だけでなく、鍼には「美肌効果」「リラックス効果」「体質改善効果」といったうれしい効果もあります。

 

肩こりの治療は、肩まわりの筋肉だけでなく、問診・触診で突き止めた原因や症状に対応するツボへ鍼を打つのが一般的です。

 

鍼で肩こりを解消したら、生活習慣に気をつけつつ、ツボ押しや肩甲骨はがしでアフターケアをしていきましょう。

 

大阪府高槻市の平川接骨院は「トリガーポイントリセット整体」「トリガーポイント鍼治療」「肩甲骨はがし」など、肩こりに効果的なメニューが充実。

電話、メール、LINEから簡単にお問い合わせ・予約ができるので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

この記事を書いた人

ハヤシ ヒロカズ林 宏和

<経歴>
2007年4月 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

・柔道整復師 鍼灸師免許取得 
・体表解剖学研究会 修了
・社内体表解剖研修 担当
・ハワイ大学人体解剖研修 修了
・韓国大田大学人体解剖研修 修了

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